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Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

C.4 issetsmm

名前

  issetsmm  -  SMMをWindowsのサービスへ登録

形式


  issetsmm [-h HBI] [-t DT] [{-D down-shell | -d}] [{-R recover-shell | -r}]

機能説明

  issetsmmコマンドは、SMMをWindowsのサービスに登録します。本コマンドは監視サーバで実行します。以下にissetsmmコマンドのオプションおよび引数を説明します。

-h HBI

  SMMエージェントがSMMと通信する時間間隔をHBIに指定します。
  SMMエージェントはHBIで指定した時間間隔ごとにSMMに稼働通知を送信します。
  HBIには秒単位の整数値を1~3599の範囲で指定します。省略値は5です。

-t DT

  SMMエージェントのダウンをSMMが認識するまでの時間間隔をDTに指定します。
  SMMはDTに指定した時間間隔が経過しても、SMMエージェントから稼働通知を受信できなかった場合、SMMエージェントがダウンしたと認識します。DTには秒単位の整数値を2~3600の範囲で指定します。省略値は10です。

-D down-shell

  SMMエージェントのダウンを検出した場合に、SMMから実行するバッチファイルを絶対パス(255バイト以内)で指定します。このバッチファイルをダウンシェルと呼びます。本オプションかつ-dオプションが省略された場合は、SMMは直接ロードバランス機能に被監視サーバのダウンを通知します。ダウンシェルとして指定したバッチファイル名、またはパス名に空白を含めないでください。-Dオプションと-dオプションは排他関係にあります。

-R recover-shell

  SMMエージェントの復旧を検出した場合に、SMMから実行するバッチファイルを絶対パス(255バイト以 内)で指定します。このバッチファイルを復旧シェルと呼びます。本オプションかつ-rオプションが省略された場合は、SMMは直接ロードバランス機能に被監視サーバの復旧を通知します。復旧シェルとして指定したバッチファイル名、またはパス名に空白を含めないでください。-Rオプションと-rオプションは排他関係にあります。

-d

  SMMエージェントのダウンを検出した場合に、SMMエージェントからバッチファイルを実行する場合に指定します。

-r

  SMMエージェントの復旧を検出した場合に、SMMエージェントからバッチファイルを実行する場合に指定します。

注意事項

使用例

  SMMからダウンシェルと復旧シェルを起動する場合

  issetsmm -h 10 -t 30 -D C:\IS\DSHELL.BAT -R C:\IS\RSHELL.BAT

  SMMエージェントからダウンシェルを起動する場合

  issetsmm -d