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Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

7.9 otsstop

名前

  otsstop  -  OTSシステムの停止

形式

  otsstop [-f]

機能説明

  otsstopコマンドは、OTSシステムを停止します。

  OTSシステムの停止方法には、以下の2つがあります。

通常停止

  OTSシステムの動作モードを閉塞状態に変更します。
  閉塞状態では、新規のトランザクションを受け付けず、処理中のトランザクションの終了処理(commit/rollback)だけを受け付けます。そして、すべてのトランザクション処理完了後、OTSシステムを自動的に停止します。なお、閉塞状態のOTSシステムに、新規のトランザクションの開始要求を発行した場合は、トランザクションの開始要求元に例外情報が通知されます。

強制停止

  トランザクション処理中の場合でも、OTSシステムを強制的に停止します。したがって、強制停止後にOTSシステムを再起動した場合、リカバリ処理が行われることがあります。

  本コマンドで指定可能なオプションを以下に示します。

-f

  OTSシステムを強制停止します。本オプションを省略した場合は、通常停止します。

注意事項

使用例

  OTSシステムを通常停止する場合

otsstop

  OTSシステムを強制停止する場合

otsstop -f