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Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

7.10 otsstoprsc

名前

  otsstoprsc  -  リソース管理プログラムの停止

形式

  1. OTS用のリソース管理プログラムの停止
    otsstoprsc -n リソース定義名 [-f]

  2. JTS用のリソース管理プログラムの停止
    otsstoprsc -j [-f]

機能説明

  otsstoprscコマンドは、リソース管理プログラムを停止します。

  リソース管理プログラムの停止方法には、以下の2つがあります。

通常停止

  リソース管理プログラムの動作モードを閉塞状態に変更します。
  閉塞状態では、新規のトランザクションを受け付けず、処理中のトランザクションの終了処理(commit/rollback)だけを受け付けます。そして、すべてのトランザクション処理完了後、リソース管理プログラムを自動的に停止します。なお、閉塞状態のリソース管理プログラムに、新規のトランザクションの開始要求を発行した場合は、トランザクションの開始要求元に例外情報が通知されます。

強制停止

  トランザクション処理中の場合でも、リソース管理プログラムを強制的に停止します。したがって、強制停止後にリソース管理プログラムを再起動した場合、リカバリ処理が行われることがあります。

  本コマンドで指定可能なオプションを以下に示します。

-n リソース定義名

  OTS用のリソース管理プログラムを停止します。停止するリソース管理プログラムと関連付けされたリソース定義名を指定します。
  空白を含むパスを指定する場合は、半角ダブルクォーテーション("")で囲んで指定します。

-j

  JTS用のリソース管理プログラムを停止します。

-f

  リソース管理プログラムを強制停止します。本オプションを省略した場合は、通常停止します。

注意事項

使用例

  リソース管理プログラムを通常停止する場合

otsstoprsc -n resource1

  OTS用のリソース管理プログラムを強制停止する場合

otsstoprsc -f -n resource1

  JTS用のリソース管理プログラムを通常停止する場合

otsstoprsc -j

  JTS用のリソース管理プログラムを強制停止する場合

otsstoprsc -f -j