■資源ファイルへの不正アクセス
Interstage JMSでは、以下のような環境定義ファイルを保持しています。
JNDI定義ファイル(fjmsjndi.ser.*)(注1)
JMS不揮発化ファイル(fjmsmng.ser.*、fjmsdsubXXXX.ser、lock\.XXXX)(注1)
クラスタ環境定義ファイル(fjmscluster.ser)(注1)
コンソールログ(fjmsconsole.log)(注2)
注1)ファイルの格納先については、“運用ガイド(基本編)”の“資源のバックアップとリストア”-“概要と対象ファイル”を参照してください。
注2)ファイルの格納先については、“トラブルシューティング集”の“Interstage JMSの異常時の対処”-“コンソールログ”を参照してください。
これらのファイルは悪意のある人(またはマシン)による不正アクセスという脅威にさらされる可能性があります。
これらのファイルを脅威にさらさないためには、そのファイルを一般ユーザからはアクセスできないようにするという対策があります。このために、それらのファイルに対して管理者権限をもつユーザ(Solaris/Linuxシステムではスーパユーザ、Windows(R)システムではAdministrator)のみがアクセス可能であるという設定をすることをお勧めします。
なお、イベントサービスのセキュリティ対策についても行う必要があります。イベントサービスについては、“2.9 イベントサービスに関する対策”を参照してください。