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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

3.6.3 CORBAワークユニットの運用

  CORBAワークユニットでは、以下の運用操作を行います。

運用操作

操作内容

状態表示

  • ワークユニットの運用情報

  • インプリメンテーションリポジトリIDの状態情報

操作

  • ワークユニットの起動

  • ワークユニットの停止

  • ワークユニットの復元

  • CORBAアプリケーションのキュー閉塞/閉塞解除

  • CORBAアプリケーションのプロセス多重度変更

  • オブジェクトのキュー閉塞/閉塞解除


3.6.3.1 状態表示

■ ワークユニットの状態

  CORBAワークユニットの状態情報は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット]の状態タブ
    で、ワークユニットの状態情報が表示されます。また、
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [ワークユニット名]の操作タブ
    で、より詳細な情報が表示されます。


3.6.3.2 操作


  マルチサーバ環境でワークユニットを操作する場合は、各管理対象サーバに、管理サーバのInterstage管理コンソールにログインしたユーザと同名のユーザを事前に登録しておく必要があります。ユーザ名は、8バイト以内にしてください。


■ ワークユニットの起動

  ワークユニットの起動は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット]の操作タブ
    で、ワークユニットの起動操作を行います。


  何らかの原因で、一部管理対象サーバ上のワークユニットの起動に失敗した場合、起動に成功した管理対象サーバは運用を開始します。起動に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットを起動する場合は、異常原因を取り除いたあと、再度、上記操作を実行してください。起動に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットが起動されます。
  また、以下の画面から、管理対象サーバ単位にワークユニットを起動することもできます。

■ ワークユニットの停止

  ワークユニットの停止は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット]の操作タブ
    で、ワークユニットの停止操作を行います。


  何らかの原因で、一部管理対象サーバ上のワークユニットの停止に失敗した場合、停止に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットは運用を継続します。操作に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットを起動する場合は、異常原因を取り除いたあと、再度、上記操作を実行してください。停止に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットが停止されます。
  また、以下の画面から、管理対象サーバ単位にワークユニットを停止することもできます。

■ ワークユニットの復元

  ワークユニットの復元は、統合管理画面より管理対象サーバ単位に以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット]の操作タブ
    で、ワークユニットの復元操作を行います。


  また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、
[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット]の操作タブ
で同様の操作を行うこともできます。


■ CORBAアプリケーションのキュー閉塞/閉塞解除

  CORBAアプリケーション(インプリメンテーションリポジトリID)のキュー閉塞/閉塞解除は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
    で、キューの閉塞/閉塞解除操作を行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
    で、キューの閉塞/閉塞解除操作を行います。


  また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、
[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブで
同様の操作を行うこともできます。


■ CORBAアプリケーションのプロセス多重度変更

  CORBAアプリケーション(インプリメンテーションリポジトリID)のプロセス多重度は、以下の手順で変更します。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
    で、プロセス多重度を変更します。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
    で、プロセス多重度を変更します。


  また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、
[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
で、プロセス多重度を変更します。


■ オブジェクトのキュー閉塞/閉塞解除

  CORBAアプリケーション(インタフェースリポジトリID)のキュー閉塞/閉塞解除は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
    で、オブジェクトの閉塞/閉塞解除操作を行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバグループ名/サーバ名] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
    で、オブジェクトの閉塞/閉塞解除操作を行います。


  また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、
[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の状態タブ
で、同様の操作を行うこともできます。