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Symfoware Active DB GuardV10.1.0 設計・セットアップガイド

F.3.4 DSIのデータを更新する操作

実行抑止の対象操作となるDSIのデータを更新する操作について示します。なお、本操作は大きく以下の2つに分類されます。

リカバリログを取得する操作

実行抑止の対象となるリカバリログを取得する操作には、利用者アプリケーションによるSQL文とRDBコマンドがあります。

実行抑止の対象となるSQL文

以下のSQL文を利用者アプリケーションより発行した場合、実行抑止の対象になります。

表F.6 実行抑止の対象となるリカバリログを取得するSQL文

分類

SQL文

備考

データベース操作系(DML)

データ操作文

DELETE文:探索、INSERT

  

UPDATE文:探索

  

DELETE文:位置づけ

  

UPDATE文:位置づけ

  

動的SQL文

動的DELETE文:位置づけ

  

動的UPDATE文:位置づけ

  

準備可能動的DELETE文:位置づけ

  

準備可能動的UPDATE文:位置づけ

  

EXECUTE文,
EXECUTE IMMEDIATE文

動的SQL文として、データ操作文を発行した場合

ストアドプロシジャ

プロシジャルーチンで定義したSQL文が上記のデータ操作文の場合

CALL文により左記のストアドプロシジャを実行した場合

トリガ

被トリガSQL文が上記のデータ操作文の場合

左記の被トリガSQL文が動作した場合

参照

各SQL文の詳細は、“Symfoware Server SQLリファレンス”を参照してください。

実行抑止の対象となるRDBコマンド

以下のRDBコマンドを実行した場合に実行抑止の対象になります。

参照

rdbuptコマンドおよびrdbexecsqlコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。

リカバリログを取得しない操作

実行抑止の対象となるリカバリログを取得しない操作には、RDBコマンドがあります。

実行抑止の対象となるRDBコマンド

以下のRDBコマンドを実行した場合に実行抑止の対象になります。

  • rdbfmtコマンド

  • rdbsloaderコマンド

  • rdbsaloaderコマンド

  • rdbsuloaderコマンド

  • rdbalidxコマンド(sオプション指定)

参照

各RDBコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。