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Symfoware Active DB GuardV10.1.0 設計・セットアップガイド

1.5.4 RLP連携環境の資源見積り

RLP連携環境の以下の資源について、見積りを行います。

BC管理DBの見積り

BC管理DBは、両システムでそれぞれ以下の情報を管理しています。

BC管理DBが管理する情報について、以下に説明します。

表1.4 BC管理DBが管理する情報

情報名

説明

資源対応関係管理情報

運用対象資源(DSI、順序)のシステム間の対応関係を管理する情報を保持します。

メッセージ連携管理情報

将来的な機能拡張に向けた表です。現在は使用しません。

RERUNログ反映状態管理情報

RERUNログ反映処理の状態を管理する情報を保持します。

RERUNログ抽出ファイル管理情報

RERUNログ抽出ファイルの状態を管理する情報を保持します。

BC管理DBの容量見積りは、RLP管理オブジェクトごとに行います(RLP単位のDSIごと)。

RLP管理オブジェクトは、両システムで同じスペース量とします。両システムそれぞれで見積りを行い、見積り量の大きい値を採用してください。

注意

  • RLP管理オブジェクトをローデバイスに作成する場合は、見積もった容量サイズでローデバイスを作成してください。

  • BC管理DBはActive DB Guardのシステムが使用する情報を管理するため、利用者によりアクセスすることはできません。

ポイント

BC管理DBが管理する情報は、それぞれデータベースの実表としてBC構成パラメタファイルで指定したデータベース名の配下に定義します。また、RLP単位の情報は、それぞれの実表配下のDSIとして定義します。詳細は、“E.1 BC管理DBの構成”を参照してください。

参照

BC管理DBの見積り方法の詳細は、“A.3.1 RLP管理オブジェクトの容量見積り”を参照してください。

RLMの見積り

RLMの見積りを行います。

参照

RLMの見積り方法の詳細は、“A.3.2 RLMの容量見積り”を参照してください。

RLCの見積り

RLCは、以下の2種類の値を見積ります。

参照

RLCの見積り方法の詳細は、“A.3.3 RLCの容量見積り”を参照してください。