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Symfoware Server V10.1.0 解説書

5.7.2 WebDBtools

WebDBtoolsは、Webブラウザからデータベースを操作するツールです。WebブラウザのGUI操作で、簡単にデータベースの操作を行うことができます。

WebDBtoolsは、WebScript(HTMLを拡張したスクリプトに従い、データベースを操作してHTMLを出力する機能)と、WebScriptのスクリプトで作成された標準GUI(画面アプリケーション)で構成されています。

WebDBtoolsの概要について、以下に示します。

図5.43 WebDBtools

WebDBtoolsについて、以下の機能を説明します。

データベースの定義とデータの操作

WebDBtoolsの標準GUIにより、データベース管理者はWebブラウザを利用して、データベースに対する以下の操作を行うことができます。

図5.44 データベースの定義とデータの操作

WebDBtoolsによるデータベース定義の画面を、以下に示します。

図5.45 WebDBtoolsによるデータベース定義画面

データベース連携業務の構築

WebDBtoolsのデータベース連携機能により、Webとデータベースの連携業務を構築することができます。データベース連携業務は、WebScriptのスクリプト機能を利用して構築します。

WebScriptは、データベースを操作してHTMLを出力するスクリプト機能をサポートしています。スクリプトはHTMLの記述を拡張した拡張タグで処理を記述します。

HTMLの拡張タグにSQL文を指定するだけでSQL文を実行することができます。HTMLを理解している開発者であれば、データベースを操作してHTMLを出力する処理を簡単に作成することができます。これにより、Webとデータベースの連携業務の容易な構築が可能です。

WebScriptについての詳細は、“WebDBtoolsユーザーズガイド”を参照してください。

データベース連携について、以下に示します。

図5.46 データベース連携業務の構築