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SystemwalkerService Catalog Manager V14g 解説書
Systemwalker

1.1.2 インフラサービス機能とアプリケーションサービス機能の比較

インフラサービス機能およびアプリケーションサービス機能の位置付けと主な機能を以下に示します。

項目

インフラサービス機能

アプリケーションサービス機能

サービスの定義

サーバやOSなどのインフラストラクチャーをサービスとして提供します。

アプリケーションをサービスとして提供します。

ロール

[提供部門]

  • 提供部門管理者

[利用部門]

  • 利用部門管理者

  • 一般利用者

[提供部門]

  • テクノロジープロバイダー

  • サプライヤー

[利用部門]

  • カスタマー

  • 一般利用者

提供部門向け機能

  • 利用状況表示

    運用ポータルから、サービスの稼動状況を確認できます。これにより、プライベートクラウド内のサービスを効率的に運用できます。

  • 運用監視

    クラウド環境の運用管理に必要な情報を監視する画面を表示します。

  • 申請の審査

    利用部門からの申請プロセスを審査します。

  • 商品マスタメンテナンス

    サービス仕様に対する料金を設定します。

  • テクニカルサービスの管理

    テクノロジープロバイダーは、サービス化したいアプリケーションをテクニカルサービスとして管理できます。

  • 価格モデルの管理

    サプライヤーは、カスタマーに対するサービスの利用料金について、価格モデルを使って定義できます。

  • カスタマーの管理

    サプライヤーは、サービス仕様を利用できるカスタマーを管理できます。

利用部門向け機能

  • システムの管理

    利用部門の利用者は利用中のサービスを構成するシステムに対して、管理者を介さずに起動、停止、またはスナップショットの採取を行うことができます。

  • サービス利用申請機能

    クラウドポータルを利用して、利用したいサービス仕様をオンデマンドで選択し、利用申請できます。

  • 利用状況表示

    クラウドポータルを利用して、利用中のサービスの一覧と詳細を確認できます。

  • サービス利用申請機能

    カスタマーは、サプライヤーが提供するサービス仕様に対して利用申請できます。

  • サービスの利用状況

    カスタマーが利用中のサービス一覧を表示します。サービスの一覧では、サービス名やサービスのステータスなどを確認できます。

  • 一般利用者の管理

    カスタマーは、サービスを利用できる一般利用者の管理ができます。