名前
rdbbcpfm -- RERUNログ抽出、RERUNログ反映の実行状況の表示
形式1(RERUNログ反映の性能情報の出力)
rdbbcpfm -r -p RLP名
形式2(RERUNログ抽出の実行状況の出力)
rdbbcpfm -e -p RLP名
機能説明
RERUNログ反映の性能情報またはRERUNログ抽出の実行状況を表示します。
オプション
RERUNログ反映に関する性能情報を表示します。
RERUNログ抽出の実行状況を表示します。
処理対象のRLP名を指定します。
形式1の表示形式
> rdbbcpfm -r -p rlp001 RDBII rdbbcpfm DATE:2011/01/04 TIME:11/51/27 (1) (2) (3) (4) (5) (6) RLPname RefCmdTime RefDaemonNum EmptyTime StdbyTime MaxStdbyTime (7) (8) (9) RefFileNum CapTrnNum StdbyDsiNum (10) (11) (12) (13) (14) (15) IDTcode RefTime ReqTrnNum NoCommitNum RefTrnNum ChgDsiNum (16) (17) RecNum RecSize(k) rlp001 10:892 2 9:893 16:376 7:214 1 140 4 1 9:953 186 181 6 4 5610 1114 2 9:857 185 182 3 2 5596 1111
(1) RLP名 (2) RERUNログ反映の実行時間(単位は秒:ミリ秒) (RERUNログ反映を開始してから完了するまでの時間の累積) (3) 反映常駐スレッド数 (4) 反映常駐スレッドビジー時間(単位は秒:ミリ秒) (全反映常駐スレッドが稼動中によりRERUNログの反映待ちとなった後、 空きができるまでの時間の累積) (5) トータル待機時間(単位は秒:ミリ秒) (RERUNログの反映待ちになったDSIの待ち時間の累積) (6) 最大待機時間(単位は秒:ミリ秒) (RERUNログの反映待ちになったDSIの待ち時間の最大値) (7) RERUNログの反映を行ったRERUNログ抽出ファイル数 (8) 正系ノードのトランザクション数 (正系ノードのトランザクション数の累積) (9) RERUNログの反映待ちになったDSI数 (RERUNログの反映待ちになったDSI数の累積) (10) 反映常駐スレッドの識別情報 (11) 反映常駐スレッド単位の反映時間(単位は秒:ミリ秒) (12) 反映常駐スレッド単位の反映依頼されたトランザクション数 (13) 反映常駐スレッド単位の副系ノードにて結合したトランザクション数 (14) 反映常駐スレッド単位の副系ノードのトランザクション数 (15) 反映常駐スレッド単位の処理対象のDSIを切替えた回数 (16) 反映常駐スレッド単位の反映したRERUNログ数 (17) 反映常駐スレッド単位の反映したRERUNログ量(Kはキロバイト)
形式2の表示形式
> rdbbcpfm -e -p rlp001 RDBII rdbbcpfm DATE:2011/01/04 TIME:11/52/45 (1) ExecTimes 9 (2) (3) WorkMem(Max/Alloc) 10240/ 10240 (4) (5) (6) WorkFile(Max/Alloc/Times) 4416/ 10240/ 3
(1) RERUNログ抽出の実行回数 (2) 過去に使用した最大のメモリの作業域サイズ(Kはキロバイト) (3) 割り当てられているメモリの作業域サイズ(Kはキロバイト) (4) 過去に使用した最大の作業域ファイルのサイズ(Kはキロバイト) (5) 割り当てられている作業域ファイルのサイズ(Kはキロバイト) (6) 作業域ファイルを使用したRERUNログ抽出の実行回数
使用例
rlp001のRERUNログ反映性能情報を出力します。
rdbbcpfm -r -p rlp001
rlp001のRERUNログ抽出の実行状況を出力します。
rdbbcpfm -e -p rlp001
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
0以外:異常終了
注意
RERUNログ反映の性能情報の出力は、順序のRERUNログも対象となります。
RERUNログ反映の性能情報の表示結果は、DBミラーリングサービスの開始後から累積した数値です。
ただし、最大待機時間(項目名:MaxStdbyTime)は、前回の本コマンド実行時との間での最大値を表示します。
RERUNログ反映処理中にRERUNログ反映の性能情報の表示を実行することは、トータル待機時間と反映常駐スレッド単位の反映時間の誤差が大きいため、推奨できません。
本コマンドは、モニタデーモンの起動状態に関係なく実行可能です。
Symfoware/RDBの起動状態、または、DBミラーリングサービスの状態による本コマンドの実行可否については“データベース二重化導入運用ガイド”を参照してください。