名前
rdbbcmndb -- BC管理スキーマ、RLP管理オブジェクトの定義体の作成、RLP管理オブジェクトの初期データ作成
形式1(BC管理スキーマ定義体の出力)
rdbbcmndb -E -L -o 出力ファイル名
形式2(BC管理スキーマ削除定義体の出力)
rdbbcmndb -E -DL -o 出力ファイル名
形式3(RLP管理オブジェクト作成定義体の出力)
rdbbcmndb -E -G -p RLP名 -f ファイル名 -s 全体スペース量 -o 出力ファイル名
形式4(RLP管理オブジェクト削除定義体の出力)
rdbbcmndb -E -DG -p RLP名 -o 出力ファイル名
形式5(RLP管理オブジェクトの初期データ作成)
rdbbcmndb -I -p RLP名 -o 出力ファイル名
機能説明
BC管理スキーマとRLP管理オブジェクトを作成または削除するための定義体を作成します。
また、RLP管理オブジェクトの初期データを作成します。
オプション
各種定義体を出力します。
RLP管理オブジェクトの初期データを-oオプションで指定したファイルに出力します。
BC管理スキーマの定義体を-oオプションで指定したファイルに出力します。
BC管理スキーマを削除する定義体を-oオプションで指定したファイルに出力します。
RLP管理オブジェクトの定義体を-oオプションで指定したファイルに出力します。
RLP管理オブジェクトを削除する定義体を-oオプションで指定したファイルに出力します。
処理対象のRLP名を指定します。
RLP管理オブジェクトの作成先のファイル名を絶対パス名で指定します。
ファイル名に指定できる長さは、255バイト以内です。
RLP管理オブジェクトの全体スペース量を、メガバイト単位またはギガバイト単位で以下の形式で指定します。
メガバイト単位の指定:大きさの最後に“M”を付加
ギガバイト単位の指定:大きさの最後に“G”を付加
全体スペース量に指定できる値は、6メガバイト~999ギガバイトの範囲です。
各種定義体の出力ファイル名を絶対パス名で指定します。
ファイル名に指定できる長さは、255バイト以内です。
使用例
BC管理スキーマの定義体をD:\export\symfomc\cmndb1.ddlに作成します。
rdbbcmndb -E -L -o D:\export\symfomc\cmndb1.ddl
BC管理スキーマを削除する定義体をD:\export\symfomc\dmndb.ddlに作成します。
rdbbcmndb -E -DL -o D:\export\symfomc\dmndb.ddl
rlp001に対するRLP管理オブジェクトの定義体を作成します。
RLP管理オブジェクトの作成先はD:\export\symfomc\dmndb_rlp001、出力ファイル名はD:\export\symfomc\cmndb-rlp001.ddlとします。
rdbbcmndb -E -G -p rlp001 -f D:\export\symfomc\dmndb_rlp001 -s 20M -o D:\export\symfomc\cmndb-rlp001.ddl
rlp001に対するRLP管理オブジェクトを削除する定義体をD:\export\symfomc\dmndb-rlp001.ddlに作成します。
rdbbcmndb -E -DG -p rlp001 -o D:\export\symfomc\dmndb-rlp001.ddl
rlp001に対するRLP管理オブジェクトの初期データをD:\export\symfomc\init.datに作成します。
rdbbcmndb -I -p rlp001 -o D:\export\symfomc\init.dat
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
0以外:異常終了
注意
BC管理DBは両ノードに必要です。
DBミラーリングシステムの運用前には、BC管理スキーマおよびRLP管理オブジェクトを作成しなければなりません。
RLP管理オブジェクトが作成され、初期化されていない場合は、DBミラーリングサービスを開始できません。またDBミラーリングサービスの開始後はBC管理スキーマ、RLP管理オブジェクト共に削除はできません。
RLP管理オブジェクトを作成する為にはBC管理スキーマの作成が必須です。
-sオプションに指定する値には、RLP管理オブジェクトの見積り容量以上を指定してください。
RLP管理オブジェクトのメモリ常駐を行う場合は、-sオプションで指定した値でメモリ量を見積もってください。
本コマンドは、モニタデーモンの起動状態に関係なく実行可能です。
Symfoware/RDBの起動状態、または、DBミラーリングサービスの状態による本コマンドの実行可否については“データベース二重化導入運用ガイド”を参照してください。