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Symfoware Server V10.1.0 コマンドリファレンス

4.14 rdbbcmap

名前

rdbbcmap -- 資源識別子の抽出、登録、表示および資源名の表示

形式1(資源識別子の抽出)

rdbbcmap -E
         -p RLP名
         資源識別子抽出ファイル名

形式2(資源識別子の登録)

rdbbcmap -R
         -p RLP名
         資源識別子抽出ファイル名

形式3(資源識別子の登録状態の表示)

rdbbcmap -V
         -p RLP名

形式4(資源識別子に対応するDSI名の表示)

rdbbcmap -Ni
         -r 資源識別子

形式5(資源識別子に対応する順序名の表示)

rdbbcmap -Ns
         -r 資源識別子

機能説明

DBミラーリングシステムの対象とする資源に対して、正系ノードから資源識別子の抽出および副系ノードへの登録を行います。また、副系ノードに登録した資源識別子の表示および正系ノードでの識別子に対応する資源名の表示を行います。
本コマンドは、DBミラーリングシステムのセットアップまたは運用開始後に対象資源を追加する場合に使用します。

オプション

-E

資源識別子を資源識別子抽出ファイルに出力します。
RDBシステムに定義されているすべてのDSIまたは順序が対象になります。

-R

資源識別子の登録を行います。

-V

資源識別子が登録されている資源の一覧をRLP単位で表示します。

-Ni

資源識別子からDSI名を取得し、表示します。

-Ns

資源識別子から順序名を取得し、表示します。

-p RLP名

処理対象のRLP名を指定します。

-r 資源識別子  

資源名を取得する資源識別子を指定します。

資源識別子抽出ファイル名

DBミラーリングシステムの運用の対象資源名と正系ノードの資源識別子の対応関係を出力する資源識別子抽出ファイル名を255バイト以内の絶対パス名で指定します。

形式3の表示形式

(1) RLP名
(2) 資源種別
    DSI     : DSI
    Sequence: 順序
(3) DSI名
    登録された資源識別子に対応する表のDSI名
(4) 自ノードの資源識別子
(5) 相手ノードの資源識別子
(6) 順序名
    登録された資源識別子に対応する順序名

形式4の表示形式

> rdbbcmap -Ni -r 0000006500000006

RDBII rdbbcmap DATE:2011/01/04 TIME:11/58/41

Resource identify : 0000006500000006            (1)
Resource kind : DSI                             (2)
Resource name : 在庫管理DB.TB_DSI             (3) 
(1) 資源識別子
(2) 資源種別
    DSI:DSI
(3) DSI名

形式5の表示形式

> rdbbcmap -Ns -r 000000650000000c

RDBII rdbbcmap DATE:2011/01/04 TIME:11/59/49

Resource identify : 000000650000000c            (1)
Resource kind : Sequence                        (2)
Resource name : 在庫管理DB.STOCKS.SEQ01       (3)
(1) 資源識別子
(2) 資源種別
    Sequence:順序
(3) 順序名

使用例

1

rlp001に属する資源識別子を抽出し、D:\home\backup\identify.datに出力します。

rdbbcmap -E -p rlp001 D:\home\backup\identify.dat
例2

rlp001に属する資源識別子を登録します。資源識別子抽出ファイル名は、D:\home\backup\identify.datとします。

rdbbcmap -R -p rlp001 D:\home\backup\identify.dat

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0:正常終了
0以外:異常終了

注意