対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
A
[Windows版の場合]
バックアップツール(ntbackup等)やバックアップソフト(ARCServe等)を使用してのOSのフルバックアップ/フルリストアは、原則、動作保証外です。Systemwalker Operation Manager のバックアップ/リストアは、以下の方法で実施してください。
V10.0L20以降の場合
Systemwalker Operation Managerで提供している、運用環境保守ウィザードの運用環境の退避/運用環境の復元を使用してください。
V10.0L10以前の場合
Systemwalker Operation Managerで提供している、mpbko バックアップコマンド/mprso リストアコマンドを使用してください。
ただし、以下の条件を満たしている場合、OSのフルバックアップ/フルリストアでSystemwalker Operation Managerのバックアップ/リストアは可能ですが、手順については、使用する際に十分検討/検証してください。
[条件]
OSのフルバックアップ/フルリストアの際に、Systemwalker Operation Managerのサービスが停止していること
OSのバックアップ/リストアで、ファイルシステムの情報がフルリストア操作の前後で、同一となることが保証される方法であること
OSのフルリストアの後で、OSの動作が保証されていること
条件を満たしていない場合、正しくSystemwalker Operation Manager をバックアップ/リストアすることができません。作業実施前には、必ずSystemwalker Operation Managerで提供している運用環境保守ウィザードで運用環境を退避してください。リストア後、正しく動作しなかった場合は、通常のバックアップ/リストアの手順に従い、環境を再構築してください。手順については、“導入手引書”の“運用環境をバックアップ・リストアする”を参照してください。
[UNIX版の場合]
OSのフルバックアップ/フルリストア(バックアップソフト(ARCServe等)を使用してのOSのフルバックアップ/フルリストアを含みます)は、原則、動作保証外です。Systemwalker Operation Managerのバックアップ/リストアの際には、Systemwalker Operation Managerで提供しているmpbko バックアップコマンド/mprso リストアコマンドを使用してください。
ただし、以下の条件を満たしている場合、OSのフルバックアップ/フルリストアでSystemwalker Operation Managerのバックアップ/リストアは可能ですが、手順については、使用する際に十分検討/検証してください。
[条件]
OSのフルバックアップ/フルリストアの際に、Systemwalker Operation Managerのデーモンが停止していること
OSのフルバックアップ/フルリストアで、ファイルシステムの情報がフルリストア操作の前後で、同一となることが保証された方法であること(ufsdump/ufsrestoreでは可能)
OSのフルリストアの後で、OSの動作が保証されていること
条件を満たしていない場合、正しくSystemwalker Operation Managerをバックアップ/リストアすることができません。作業実施前には、必ずSystemwalker Operation Managerで提供しているmpbko バックアップコマンドで環境を退避してください。リストア後、正しく動作しなかった場合は、通常のバックアップ/リストアの手順に従い、環境を再構築してください。手順については、“導入手引書”の“運用環境をバックアップ・リストアする”を参照してください。