対象バージョンレベル
Windows版:V10.0L10以降
Solaris版:10.0以降
Linux版:V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:10.0以降
AIX版:10.0以降
A
V10.0L10/10.0以降のバージョンでは、Systemwalker Operation Managerを停止しないでSystemwalker Operation Managerの資産をバックアップする機能(mpbkoコマンド、SNオプション)により、バックアップをジョブとしてスケジュールすることができます。
上記以外の方法でSystemwalker Operation Managerの資産を、Systemwalker Operation Managerの動作中にバックアップすると、動作保証できません。
Systemwalker Operation Manager動作中にSystemwalker Operation Managerのデータベースディレクトリ配下の情報(ファイル)がバックアップ製品によりアクセスされることによって、Systemwalker Operation Managerが、それらの情報(ファイル)にアクセスできなくなり、正常に処理できなくなる場合があるためです。
Systemwalker Operation Managerの資産をジョブとしてシステムバックアップする場合は、以下の注意が必要です。
V10.0L10/V10.0L20/V10.0L21/10.0のバージョンレベルの場合
バックアップを行う前に、バックアップ先のディレクトリが空になっていることを確認してください。
バックアップ先のディレクトリが空でない場合、確認の応答を求められるため、ジョブが実行中のまま終了しない状態になります。
V11.0L10/V12.0L10/10.1/11.0/12.0のバージョンレベルの場合
dオプションを指定しない場合、V10.0L10/V10.0L20/V10.0L21/10.0のバージョンレベルの場合と同様の注意が必要です。
dオプションを指定した場合、事前にバックアップ先のディレクトリを空の状態にしておく必要があります。バックアップ先のディレクトリに、何らかのファイルが存在していた場合、バックアップコマンドは異常終了します。