エラーメッセージ
0xB007: 業務連携エンジンへの処理開始要求が受け付けられませんでした。 |
対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処
確認ポイント
クライアント業務連携エンジンは起動されていますか
クライアント業務連携エンジンの起動が行われている場合は、タスクトレイにクライアント業務連携アイコンが表示されています。
クライアントにログインを行っているユーザに、電源切断を行う権限はありますか
ユーザ権限の確認方法は、各OSによって異なりますので、各OSの手順に従って確認してください。以下は、Windows(R) 2000の場合の例となります。
Windows(R) 2000の場合
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[ローカル セキュリティ ポリシー]を選択し、[ローカル セキュリティ設定]画面を表示します。[ローカルポリシー]-[ユーザー権利の割り当て]を選択し、[システムのシャットダウン]の設定内容を確認します。
poffcliコマンドのパラメタに指定したクライアントに、間違いはありませんか
poffcliコマンドのパラメタに指定したクライアントは存在しますか
poffcliコマンドのパラメタに指定したクライアントのホスト名に間違いはありませんか
poffcliコマンドのパラメタに指定したクライアントはネットワーク上に接続されていますか
サーバ側のコマンドプロンプト画面で、pingコマンドを投入して確認できます。応答がある場合、クライアントはネットワークに接続されています。
原因
クライアント業務連携エンジンが起動されていません。
クライアント業務連携エンジンが起動されていない状態では、クライアント業務連携機能が使用できません。
クライアントにログインを行っているユーザに、電源切断の権限がありません。
poffcliコマンドのパラメタに指定したクライアントホスト名の名前解決ができません。
対処方法
クライアント業務連携エンジンが起動されていない場合
以下のいずれかの方法で、クライアント業務連携エンジンを起動してください。
スタートアッププログラムへの登録による起動
クライアント側で、クライアント業務連携をスタートアッププログラムに事前に登録します。登録方法については、以下に示すマニュアルも併せて参照してください。
“導入手引書”の“クライアント業務連携の定義”
クライアントにログオンしたユーザによる手動起動
[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム]メニューの「Systemwalker Operation Manager」サブメニューから[クライアント業務連携]を選択して起動させてください。
クライアントにログインしているユーザに電源切断を行う権限がない場合
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[ローカル セキュリティ ポリシー]を選択し、[ローカル セキュリティ設定]画面を表示します。[ローカルポリシー]-[ユーザー権利の割り当て]を選択し、[システムのシャットダウン]にログインしているユーザを追加してください。
offcliコマンドのパラメタに指定したクライアントに間違いがある場合
poffcliコマンドのパラメタに指定したクライアントが存在しない場合、存在するクライアントを指定してください。
poffcliコマンドのパラメタに指定したクライアントのホスト名に間違いがある場合、正しいホスト名を指定してください。
poffcliコマンドのパラメタに指定したクライアントのネットワーク上での接続が確認できなかった場合(pingコマンドが正常に動作しない場合)
ネットワークケーブルの接続を確認してください。
hostsファイルにホスト名とIPアドレスを記載してください。
参考
hostsファイルへのホスト名・IPアドレスの追加
hostsファイルへのホスト名・IPアドレスの追加方法は、各OSによって異なりますので、各OSの手順に従って追加してください。以下は、Windows(R) 2000の場合の例となります。
[Windows(R) 2000の場合]
システムディリクトリ\system32\drivers\etcにある、hostsファイルを編集します。
hostsファイルへのホスト名とIPアドレスの追加は、“127.0.0.1 localhost”と書かれている次の行から、以下の書式で追加します。
IPアドレス[space]ホスト名(ドメイン名)