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Systemwalker Operation Manager  トラブルシューティングガイド
Systemwalker

5.4.19 スケジュールサーバがクラスタ構成の場合、ネットワークジョブが終了予定時間よりも前に終了してしまう

対象バージョンレベル

対処

確認ポイント

スケジュールサーバに、ネットワークセグメントの異なる、複数の論理IPアドレスが割り当てられていませんか

原因

ネットワークジョブの実行継続モードが無効で、ネットワークジョブが実行中の場合、実行サーバはスケジュールサーバが動作しているかを確認するため、スケジュールサーバへ通信します。

スケジュールサーバに、ネットワークセグメントの異なる、複数の論理IPアドレスが割り当てられている場合、定期通信のあて先として使用されるIPアドレスに、実行サーバが属していないネットワークセグメントのIPアドレスが使用されることがあります。

この場合、実行サーバからスケジュールサーバへ通信できません。実行サーバはスケジュールサーバが動作していないと判断し、ジョブを強制終了します。

対処方法

実行サーバのノード名定義ファイルに、実行サーバから通信可能なスケジュールサーバの論理IPアドレスを定義してください。

ノード名定義ファイルは、以下より定義してください。