エラーメッセージ
MJS876E FILE TRANSFER ERROR OCCURRED,CODE(code) |
対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処1
確認ポイント
実行サーバにおいて、ジョブ実行制御のスプールディレクトリの容量が枯渇していませんか
なお、ジョブ実行制御のスプールディレクトリは以下のとおりです。
[Windowsの場合]
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MPWALKER.JM\mpmjessv\mjespool
[UNIXの場合]
/var/spool/mjes
原因
[登録-ジョブ]ウィンドウ-[基本情報]シート-[実行コマンドの転送]がチェックされている、またはqsubコマンドの-jftオプションを指定している場合、[コマンド]欄に記載されたコマンドを実行サーバに転送します。
実行サーバでジョブ実行制御のスプールディレクトリが枯渇している場合、コマンドの転送が失敗する可能性があります。
対処方法
ジョブ実行制御のスプールディレクトリの空き容量を十分に確保してください。
対処2
確認ポイント
ウィルスチェックソフト、バックアップソフトがジョブ実行制御のスプールディレクトリをアクセスしていませんか
なお、ジョブ実行制御のスプールディレクトリは以下のとおりです。
[Windowsの場合]
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MPWALKER.JM\mpmjessv\mjespool
[UNIXの場合]
/var/spool/mjes
原因
ウィルスチェックソフト、バックアップソフトがジョブ実行制御のスプールディレクトリにアクセスしている場合、ジョブ実行制御サービス/ジョブ実行制御デーモンがファイルやディレクトリにアクセスすることができなくなり、本現象が発生する場合があります。
対処方法
ジョブ実行制御サービス/ジョブ実行制御デーモンの動作中にウィルスチェックソフト、バックアップソフトがジョブ実行制御のスプールディレクトリにアクセスしないように設定してください。
対処3
確認ポイント
以下のいずれかに該当しませんか
JCLのSENDコマンドの送信先ファイル名に指定したファイルが既に存在し、かつ、書き込み権がない。
JCLのSENDコマンドの送信先ファイル名に指定したファイルの上位ディレクトリに書き込み権がない。
JCLのSENDコマンドの送信先ファイル名に指定したファイルの上位ディレクトリ名に誤りがある。
対処方法
転送先のディレクトリが存在しない場合、ディレクトリを作成してください。書き込み権が不足している場合、書き込み権を追加してください。