帳票を仕分けるには、帳票仕分け管理機能の動作環境と仕分け条件の定義をする必要があります。
帳票仕分け管理機能の動作環境は、「仕分け環境定義ファイル」で定義します。仕分け条件は、「仕分け定義ファイル」で定義します。どちらのファイルも、テキストエディタなどで作成し、仕分け元のList Worksサーバに格納します。
仕分け環境定義ファイルおよび仕分け定義ファイルの定義内容やファイルの格納場所などについての詳細は、“3.4 仕分け環境定義ファイルの作成”および“3.5 仕分け定義ファイルの作成”を参照してください。 |
仕分け環境定義ファイルとは、帳票仕分け管理機能の動作環境を定義するためのファイルです。このファイルには、どの単位で仕分け定義ファイルを使用するか(オーバレイ名ごと、帳票名ごと、など)や、ダンプ出力機能でのファイル出力先などを定義します。
仕分け定義ファイルとは、帳票を仕分けるために必要な、仕分け方法、仕分け条件、仕分け先、帳票情報などを定義するためのファイルです。ファイル名は、仕分け定義ファイルの作成単位に応じた名前にします。
ただし、富士通ホスト帳票(ファイル転送運用)の場合は、帳票の登録コマンドで、使用する仕分け定義ファイルを指定するため、ファイル名は任意です。
参考
帳票を保管フォルダに仕分ける場合、仕分け定義ファイルの内容に誤りがないかを、運用前に確認できます。
仕分け処理の確認については、“1.3 仕分け処理の実行モード”を参照してください。 |
仕分け定義ファイルは、オープン帳票および富士通ホスト帳票(分散印刷運用)の場合に、以下の単位で作成できます。
帳票の種類 | |
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オープン帳票 |
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富士通ホスト帳票 |
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注1:帳票名は、帳票ごとのアプリケーション実行時の指定内容により異なります。
帳票名の詳細については、“3.5.1 ファイル名および格納場所”を参照してください。 |
注2:分散印刷運用(FNA通信形態)の場合のみ
注意
1システムで設定できる作成単位は、オープン帳票、富士通ホスト帳票それぞれに対して1つずつです。複数の作成単位で仕分けるときは、仕分け環境定義ファイルの設定(select文)を変更してください。
仕分け定義ファイルに定義された情報は、適用コマンド(astodefコマンド/astfdefコマンド)の実行後に有効になります。
astodefコマンドまたはastfdefコマンドの詳細については、“3.6 仕分け定義ファイルの適用”を参照してください。 |