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SystemwalkerRunbook Automation V14g 運用ガイド
Systemwalker

3.5.8 入出力情報の設定

配置した運用操作部品ノードに対する入出力情報を設定します。

3.5.8.1 運用操作部品ノード(サーバを停止する)

  1. プロセス定義エディタ上で運用操作部品ノード(サーバを停止する)をクリックします。[プロパティー]-[入出力情報]-[入力情報]タブの順にクリックします。

    「サーバを停止する」部品では、ホスト名を指定します。

    hostname: 停止するサーバのホスト名

  2. [基本]セクションのリストから、hostname を選択します。

    [プロパティー]ビューの右半分に、[設定内容]および[説明]フィールドが表示されます。

  3. [種別]コンボボックスから、uda を選択し、[変数名]コンボボックスからホスト名を受け取る変数(UDA)を選択します。ここでは、ホスト名を受け取る変数(UDA)として、"hostname" を選択します。

    種別: uda

    値: hostname

  4. 以下のような情報が入力できていることを確認します。

3.5.8.2 運用操作部品ノード(メールを送信する)

配置した運用操作部品ノードに対する入出力情報を設定します。

  1. プロセス定義エディタ上で運用操作部品ノード(メールを送信する)をクリックします。[プロパティー]-[入出力情報]-[入力情報]タブの順にクリックします。「メールを送信する」部品では、以下の入力情報を指定します。

    hostname: 送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレス

    fromaddress: メールの送信元アドレス

    toaddress: メールの宛先アドレス

    subject: メールのタイトル

    text: メールの本文

注意

運用操作部品ノードの入出力情報に指定可能なUDAは、STRING型のUDAだけです。

注意

プロセスインスタンスの上限サイズは4MBです。このサイズは、プロセスインスタンスの履歴情報や、配置されたノードの数、UDAの数や格納された値などの合計です。プロセスインスタンスの実行中に、UDAに大量データが格納されるなどによりサイズが4MBを超えた場合は、以下のエラーメッセージがカスタムメッセージに出力されプロセスインスタンスは異常終了します。

FSP_SW/RB-A_BASE [ERROR]: 03012: Cannot set data because data is exceeds the limit.

プロセスインスタンスが異常終了し、上記のエラーメッセージが出力された場合は、以下の対処を実施してください。

  • 運用操作部品がUDAに出力する値のサイズを削減する。

  • サブプロセス等を使用して、1プロセスインスタンスで行う処理を分散化する。