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ServerView Resource Orchestrator V2.2.2 ユーザーズガイド

F.3.1 ETERNUSストレージを利用する場合

ここではETERNUSストレージの設定について説明します。


ETERNUSストレージの設定

本製品は、ESCに登録されたETERNUSだけ管理します。そのため管理対象のETERNUSをESCに登録してください。

ESCへの登録方法については、V14.2以降の「ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド」を参照してください。

ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド

URL: http://software.fujitsu.com/jp/manual/manualindex/P10000242.html (2011年2月時点)

注意

  • 本製品では、ETERNUSのホットスペアとRAIDグループの定義は行いません。ETERNUSmgrなどを使用してホットスペアとRAIDグループを事前に定義してください。

  • 本製品では、Fabric接続されたETERNUSのFC-CAポートへのアクセスパス設定をサポートしています。そのため、ETERNUSのFC-CAポートの接続形態の設定でFabric接続を選択する必要があります。

  • 本製品はETERNUSのホストアフィニティを利用してサーバにLUNを認識させます。そのため、ETERNUSのFC-CAポートのアフィニティモードの設定は"ON"を選択する必要があります。


ファイバチャネルスイッチにETERNUSストレージを接続する場合

本製品はETERNUSのRAIDグループからディスクを切り出す際に、ESCに登録されたファイバーチャネルスイッチに対して1対1のWWPNゾーニングを設定します。そのため、ETERNUSに接続されたファイバーチャネルスイッチおよび当該ファイバーチャネルスイッチとカスケード接続されたすべてのファイバーチャネルスイッチをESCに登録する必要があります。

ESCへの登録方法については、V14.2以降の「ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド」を参照してください。

ファイバーチャネルスイッチは、ゾーニングが設定されていない場合があります。ゾーニングが設定されていない場合、1対1のWWPNゾーニングの設定ができない可能性があるため、必ず仮ゾーニングを設定してください。設定方法はESCのマニュアルを参照してください。

注意

本製品では、物理L-Server作成時に、条件を満たすRAIDグループから動的にLUNを作成し、アクセスパスを設定します。

物理L-Server作成前はLUNが存在しないため、アクセスパスは設定できません。

ESCにサーバは登録できますが、ESCでのアクセスパスの設定およびStorage Volume Configuration Navigatorの利用はできません。