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ServerView Resource Orchestrator V2.2.2 ユーザーズガイド

5.3 リソースプールへの登録

ここでは、本製品で管理するリソースをリソースプールに登録する方法について説明します。

リソースプールとはRCコンソールのオーケストレーションツリー上に表示されるリソースフォルダーの一種で、L-Serverの作成や増設の際に選択対象になるリソースが格納されたものです。

リソースプールは作成時にリソースプール種別を指定し、リソースプール種別ごとに特定のリソース種別が格納されます。本製品インストール時に、リソースプール種別ごとに1つのリソースプールが作成されます。複数のリソースプールを用いた運用については「付録A リソースプール」を参照してください。

リソースプールの種別およびリソースを、リソースプールに登録する方法は以下のとおりです。

表5.1 リソース種別ごとのリソースプールへの登録方法

リソースプールの種別

リソースプールに格納されるリソースの種別

リソースプールへの登録方法

L-Serverをサーバ種別ごとに登録する必要性

物理

VM

VMプール

VMホストリソース

5.3.1 VMホストリソース」を参照してください。

×

サーバプール

物理サーバリソース

5.3.2 物理サーバリソース」を参照してください。

×

ストレージプール

仮想ストレージリソース

5.3.3 ストレージリソース」を参照してください。

ネットワークプール

ネットワークリソース

5.3.4 ネットワークリソース」を参照してください。

アドレスプール

アドレスセットリソース

5.3.5 アドレスセットリソース」を参照してください。

○(*1)

イメージプール

イメージリソース
以下の2種類があります。

  • 仮想イメージリソース
    VM管理製品でVMゲスト作成に用いるテンプレートを利用したイメージ、またはL-Serverからクローニングマスタを採取したイメージです。

  • 物理イメージリソース
    RCVEで物理サーバのクローニングに用いるクローニングマスタを利用したイメージです。

6.1.2.1 採取」を参照してください。

×(*2)

×(*2)

○: 必要
×: 不要

*1: RHEL5-Xenを利用する場合、MACアドレスの登録が必要です。
*2: L-Serverからクローニングマスタを採取すると、自動的にイメージプールに格納されます。

参考

リソースプールに登録されているリソースの設定変更、登録解除、および削除については、「A.3 リソース操作」を参照してください。