ここでは、本製品で管理するリソースをリソースプールに登録する方法について説明します。
リソースプールとはRCコンソールのオーケストレーションツリー上に表示されるリソースフォルダーの一種で、L-Serverの作成や増設の際に選択対象になるリソースが格納されたものです。
リソースプールは作成時にリソースプール種別を指定し、リソースプール種別ごとに特定のリソース種別が格納されます。本製品インストール時に、リソースプール種別ごとに1つのリソースプールが作成されます。複数のリソースプールを用いた運用については「付録A リソースプール」を参照してください。
リソースプールの種別およびリソースを、リソースプールに登録する方法は以下のとおりです。
リソースプールの種別 | リソースプールに格納されるリソースの種別 | リソースプールへの登録方法 | L-Serverをサーバ種別ごとに登録する必要性 | |
---|---|---|---|---|
物理 | VM | |||
VMプール | VMホストリソース | 「5.3.1 VMホストリソース」を参照してください。 | × | ○ |
サーバプール | 物理サーバリソース | 「5.3.2 物理サーバリソース」を参照してください。 | ○ | × |
ストレージプール | 仮想ストレージリソース | 「5.3.3 ストレージリソース」を参照してください。 | ○ | ○ |
ネットワークプール | ネットワークリソース | 「5.3.4 ネットワークリソース」を参照してください。 | ○ | ○ |
アドレスプール | アドレスセットリソース | 「5.3.5 アドレスセットリソース」を参照してください。 | ○ | ○(*1) |
イメージプール | イメージリソース
| 「6.1.2.1 採取」を参照してください。 | ×(*2) | ×(*2) |
○: 必要
×: 不要
*1: RHEL5-Xenを利用する場合、MACアドレスの登録が必要です。
*2: L-Serverからクローニングマスタを採取すると、自動的にイメージプールに格納されます。
参考
リソースプールに登録されているリソースの設定変更、登録解除、および削除については、「A.3 リソース操作」を参照してください。