本製品では、以下のリソースが管理できます。
シャーシ、サーバ、VMホスト、VM管理製品、LANスイッチの管理については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」のセットアップの事前準備に関する記述を参照してください。
リソース | 内容 |
---|---|
シャーシ | サーバブレードを収容するブレードサーバのシャーシです。状態監視、情報表示および電源操作ができます。 |
物理サーバ | VMwareやHyper-Vなどのサーバ仮想化ソフトウェア製品上で動作する仮想サーバと区別するための、物理的なサーバの総称です。未使用の物理サーバを本製品に登録し、L-Serverを作成するなどの方法で利用できます。 また、物理サーバ上で動作するVMホストまたは物理OSを検出し、本製品で管理するリソースとして登録できます。 |
VMホスト | 仮想マシンを動作させるためにサーバ上で動作するサーバ仮想化ソフトウェア製品です。例えばHyper-Vの役割が追加されているWindows Server 2008 R2やVMwareのVMware ESXがこれに相当します。 VMホストに対して監視、情報表示、HBA address renameの設定、およびサーバ切替え操作などができます。 |
VM管理製品 | 複数のサーバ仮想化ソフトウェア製品を統合管理する製品です。例えばVMwareでは、VMware vCenter Server、Hyper-Vでは、SCVMMがこれに相当します。 本製品に登録して連携することで、VMゲストに対する機能が利用できるようになります。 |
LANスイッチ | ブレードサーバのシャーシに搭載されたLANスイッチ(LANスイッチブレード)と、それに接続されたLANスイッチです。
|
VMゲスト | 仮想マシン上で動作するOSです。 |
仮想スイッチ | VMホスト上で、VMゲストのネットワークを管理するために利用する仮想的なLANスイッチです。 |
ディスクリソース | サーバに割り当てるディスクのリソースです。ETERNUSストレージの場合はLUN、NetAppストレージの場合はFlexVol、VMゲストの場合は仮想ディスクが相当します。 |
ストレージリソース | ディスクリソースを動的に切り出すことのできるリソースです。RAIDグループ、アグリゲート、VM作成用ファイルシステム(VMwareのVMFS(データストア)など)が相当します。 |
ストレージ管理製品 | 1つまたは複数のストレージを統合管理する製品です。ETERNUSストレージではETERNUS SF Storage Cruiser、NetApp社製ストレージではData ONTAPがこれに相当します。 |
ネットワークリソース | L-Serverが利用するネットワークの情報を定義したリソースです。 詳細については「1.2.6 ネットワーク設定の簡易化」を参照してください。 |