1つの入力ファイルに複数のフォーマットが混在するデータは、入力データを異なる一般フォーマットが複数連なっている形式として扱うことができます。
図C.12 混在フォーマット
デザインシートの定義概要
以下の内容をデザインシートに定義します。
データ構造定義
変換グループID(プロセス定義)
出力対象とする/しない(プロセス定義)
入出力データに含まれる複数のフォーマットについて、すべてのフォーマットをデータ構造定義で定義します。これらのフォーマットはデータ構造定義の[データ形式変更]ボタンで「混在フォーマット」を選択してください。
また、入出力データにどのフォーマットが含まれるかを宣言するのは、プロセス定義の「混在フォーマット変換グループID」です。1つのプロセス定義内で同一の混在フォーマット変換グループIDを指定したファンクションが、混在フォーマット対象です。なお、混在フォーマット変換グループIDは、データ変換定義のファンクションを指定します。
また、混在フォーマット出力対象は、入力データに含まれるフォーマットのデータを出力データとして出力するか否かを指定します。
注意
1つの混在フォーマットに含まれる複数のフォーマットは、形式を統一する必要があります。文字コード系、レコードタイプなどであり、複数のフォーマットはすべて同じフォーマット定義としてください。
混在フォーマットで利用可能な文字コードは、以下のとおりです。
利用可能な文字コード | |
---|---|
Shift-JIS | |
Unicode | UTF8 |
UTF8-4 | |
CFSD | |
EUC | U90 |
S90 | |
JEF-EBCDIC | カナ |
ASCII |