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Interstage Information IntegratorV10.1.0 システム設計ガイド

C.6 複数フォーマットが混在するフォーマット

1つの入力ファイルに複数のフォーマットが混在するデータは、入力データを異なる一般フォーマットが複数連なっている形式として扱うことができます。

図C.12 混在フォーマット

デザインシートの定義概要

以下の内容をデザインシートに定義します。

入出力データに含まれる複数のフォーマットについて、すべてのフォーマットをデータ構造定義で定義します。これらのフォーマットはデータ構造定義の[データ形式変更]ボタンで「混在フォーマット」を選択してください。

また、入出力データにどのフォーマットが含まれるかを宣言するのは、プロセス定義の「混在フォーマット変換グループID」です。1つのプロセス定義内で同一の混在フォーマット変換グループIDを指定したファンクションが、混在フォーマット対象です。なお、混在フォーマット変換グループIDは、データ変換定義のファンクションを指定します。

また、混在フォーマット出力対象は、入力データに含まれるフォーマットのデータを出力データとして出力するか否かを指定します。

注意

  • 1つの混在フォーマットに含まれる複数のフォーマットは、形式を統一する必要があります。文字コード系、レコードタイプなどであり、複数のフォーマットはすべて同じフォーマット定義としてください。

  • 混在フォーマットで利用可能な文字コードは、以下のとおりです。

    利用可能な文字コード

    Shift-JIS

    Unicode

    UTF8

    UTF8-4

    CFSD

    EUC

    U90

    S90

    JEF-EBCDIC

    カナ

    ASCII