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SystemwalkerIT Service Management Service Desk V13.4 管理者ガイド

2.2 ユーザ定義管理

ITSMを利用する上で必要となるユーザを定義します。


  1. 管理者機能画面から[ユーザ定義管理]ボタンをクリックします。


  2. 必要事項を入力し[保存]ボタンをクリックします。


    図2.2 ユーザ定義画面




    ユーザ定義では、ITSMにログインする際のユーザIDや、ユーザの権限設定、及びITSMのライセンス定義を行います。以下に主な項目について説明します。


    項目名

    説明

    ステータス

    ユーザ定義の有効/無効を設定します。ステータスが使用中の場合のみ、ユーザ定義は有効になります。ユーザ定義が無効の場合ITSMにログインできません。

    仮登録:正式に登録されていないユーザの場合使用します。

    使用中:登録され使用可能なユーザの場合使用します。

    未使用:使用しなくなったユーザの場合使用します。

    削除予定:削除予定のあるユーザの場合使用します。

    削除:「削除」を選択し保存するとユーザ定義が削除されます。

    ユーザID

    ITSMにログインするIDを登録します。また、インシデント管理、問題管理などで依頼元IDから個人情報を引用する際にも、このユーザIDが使われます。

    パスワード

    ITSMにログインする際のパスワードを登録します。パスワードについては、ログイン後に各自で修正することができます。パスワードを自分で変更した場合は再ログインが必要です。

    氏名

    氏名を登録します。

    カナ

    氏名をカナで登録します。

    役職

    ユーザの役職を入力します。

    所属グループ

    所属グループを選択します。(例:第一サポートグループ)

    所属グループID

    所属グループを選択すると、自動でセットされます。

    担当グループリスト

    ユーザが担当しているグループを選択します。複数選択が可能です(右側にある「▼」ボタンをクリックしてメニューを表示させます)。(例:お客様Aグループ お客様Bグループ)

    注意

    登録できる担当グループ数は40グループ以下です。

    サービス初期値

    案件(インシデント、問題、変更)を新規発行する場合、ここで設定したサービスが[サービス]フィールドにセットされます。

    電話番号

    電話番号を入力します。

    E-Mail

    E-Mailアドレスを入力します。

    通知手段

    回送通知手段として、”E-Mail”、”Alert”、”なし” から選択します。

    利用サービスリスト

    ユーザは利用できるサービスリストを選択します(右側にある「▼」ボタンをクリックしてメニューを表示させます)。

    すべてのサービスを利用する場合[ALL]と入力します。[ALL]以外を設定する場合は、必ず「サービス初期値」で登録したサービスも利用サービスリストに追加してください。

    備考

    ユーザについての備考を入力します。
    (例:緊急時連絡先 xxx-xxx-xxxx)

    インシデント管理権限-
    マネージャー

    インシデント管理のマネージャー権限が与えられます。マネージャー権限では、インシデント画面の入力項目について、登録者、対応者に関わらず、任意に変更、クローズする権限が与えられます。

    インシデント管理権限-
    サブマネージャー

    インシデントの査読を行う権限が与えられます。インシデント対応については、スタッフと同様の権限を持ちます。所属するグループのインシデントに関してはクローズも行えます。

    インシデント管理権限-
    スタッフ

    インシデントの受付、対応を行う権限が与えられます。登録済のインシデントについては、自分が受付者である、または対応者である場合のみ変更が可能となります。

    問題管理権限-
    マネージャー

    インシデントマネージャと同様に、問題査読権限と入力項目の更新、クローズ権限が与えられます。

    問題管理権限-
    サブマネージャー

    問題の査読を行う権限が与えられます。問題対応については、スタッフと同様の権限を持ちます。所属するグループの問題に関してはクローズも行えます。

    問題管理権限-
    スタッフ

    インシデントスタッフと同様に、問題の登録と、自分が受付者か対応者であるレコードに対しての更新権限が与えられます。

    変更管理権限-
    マネージャー

    インシデントマネージャと同様に、変更査読権限と入力項目の任意更新権限が与えられます。

    変更管理権限-
    サブマネージャー

    変更の査読を行う権限が与えられます。変更対応については、スタッフと同様の権限を持ちます。

    変更管理権限-
    スタッフ

    変更の受付、対応を行う権限が与えられます。登録済の変更については、自分が受付者である、または対応者である場合のみ更新が可能となります。

    全案件参照権限

    ユーザが所属するグループだけでなく、所属していないグループの案件(他のグループで受付や対応されている案件)をすべて参照できる権限です。

    ログインユーザライセンス

    ITSMのライセンスを定義します。レコードの更新を行うユーザに対しては、“固定(ユーザに固定して登録するライセンス、ライセンスを他人と共有できません。)”、または“フローティング(共有できるライセンス)”の何れかのライセンスを付与する必要があります。

    リードオンリーや制限リードオンリーのライセンスが与えられたユーザは案件を更新することができません。

    システム管理者

    ユーザをITSMのシステム管理者として設定する場合にチェックします。チェックされたユーザはITSMのマスタ定義を行うことができます。
    また、各画面の入力項目について、登録者、対応者に関わらず、任意に変更する権限が与えられます。




    注意

    ユーザを登録する時必ずユーザの業務に必要な案件管理権限(インシデント管理権限、問題管理権限、変更管理権限)を指定してください。案件管理権限が与えられていない場合、案件の発行や更新ができません。


  3. 保存のメッセージを確認します。