ITSMのユーザーは、インシデント管理、問題管理、変更管理それぞれに対して、マネージャー、サブマネージャー、スタッフの3種類の権限を持つことができます。これらの権限により利用できる機能を制限します。
権限 | 機能概要 |
インシデントマネージャー | インシデントを発行します。 全てのインシデントをクローズします。 |
インシデントサブマネージャー | インシデントを発行します。 |
インシデントスタッフ | インシデントを発行します。 |
問題マネージャー | 問題を発行します。 全ての問題をクローズします。 |
問題サブマネージャー | 問題を発行します。 |
問題スタッフ | 問題を発行します。 |
変更マネージャー | 変更を発行をします。 全ての変更をクローズします。 |
変更サブマネージャ | 変更を発行します。 |
変更スタッフ | 変更を発行します。 |
案件の種別(インシデント、問題、変更)を問わない場合は、以降、マネージャー、サブマネージャー、スタッフと呼称します。
また、ユーザーには上記権限に追加して、以下の権限を付与することができます。
追加権限 | 説明 |
全案件参照権限 | ユーザーが所属するグループだけでなく、所属していないグループの案件(他のグループで受付や対応されている案件)をすべて参照できる権限です。 |
システム管理者 | ITSMのマスタ定義を行うことができます。 |
また、ユーザーには以下のユーザーライセンスのいずれかを必ず付与する必要があります。
ユーザーライセンス | 説明 |
リードオンリー | 案件の参照のみ可能です。案件の更新はできませんので、サポートスタッフに付与しないでください。 |
制限リードオンリー | 案件の参照のみ可能です案件の更新はできませんので、サポートスタッフに付与しないでください。 同一ユーザーIDで複数のクライアントから同時にログインできます。 |
固定 | 割り当てられた権限を制限なく使用できます。 ライセンスを他のユーザーと共有できません。 |
フローティング | 割り当てられた権限を制限なく使用できます。 ライセンスを他のユーザーと共有できます。 |