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SystemwalkerIT Service Management Service Desk V13.4 管理者ガイド

1.2.3 ユーザーの区分

ITSMのユーザーは、インシデント管理、問題管理、変更管理それぞれに対して、マネージャー、サブマネージャー、スタッフの3種類の権限を持つことができます。これらの権限により利用できる機能を制限します。

権限

機能概要

インシデントマネージャー

インシデントを発行します。
全てのインシデントの参照/更新をします。

全てのインシデントをクローズします。

インシデントサブマネージャー

インシデントを発行します。
自分が発行した、もしくは対応中のインシデントを参照/更新します。
自身が所属するグループのインシデントをクローズします。

インシデントスタッフ

インシデントを発行します。
自分が発行した、もしくは対応中のインシデントを参照/更新します。

問題マネージャー

問題を発行します。
全ての問題の参照/更新をします。

全ての問題をクローズします。

問題サブマネージャー

問題を発行します。
自分が発行した、もしくは対応中の問題を参照/更新します。
自身が所属するグループの問題をクローズします。

問題スタッフ

問題を発行します。
自分が発行した、もしくは対応中の問題を参照/更新します。

変更マネージャー

変更を発行をします。
全ての変更の参照/更新をします。

全ての変更をクローズします。

変更サブマネージャ

変更を発行します。
自分が発行した、もしくは対応中の変更を参照/更新します。
自身が所属するグループの変更をクローズします。

変更スタッフ

変更を発行します。
自分が発行した、もしくは対応中の変更を参照/更新します。

案件の種別(インシデント、問題、変更)を問わない場合は、以降、マネージャー、サブマネージャー、スタッフと呼称します。


また、ユーザーには上記権限に追加して、以下の権限を付与することができます。

追加権限

説明

全案件参照権限

ユーザーが所属するグループだけでなく、所属していないグループの案件(他のグループで受付や対応されている案件)をすべて参照できる権限です。

システム管理者

ITSMのマスタ定義を行うことができます。
また、各案件(インシデント・問題・変更)の入力項目について、変更する権限を持ちます。


また、ユーザーには以下のユーザーライセンスのいずれかを必ず付与する必要があります。

ユーザーライセンス

説明

リードオンリー

案件の参照のみ可能です。案件の更新はできませんので、サポートスタッフに付与しないでください。

制限リードオンリー

案件の参照のみ可能です案件の更新はできませんので、サポートスタッフに付与しないでください。

同一ユーザーIDで複数のクライアントから同時にログインできます。

固定

割り当てられた権限を制限なく使用できます。

ライセンスを他のユーザーと共有できません。

フローティング

割り当てられた権限を制限なく使用できます。

ライセンスを他のユーザーと共有できます。