Microsoft(R) Internet Explorer 6.0の更新プログラム(KB912812)以降、Javaアプレットの動作が変更されました。詳細については、“使用上の注意”の“Interstage共通の注意事項”-“アプレット運用時の注意事項”を参照してください。
Windows Server(R) 2008、およびWindows Vista(R)上のMicrosoft(R) Internet Explorer 7.0を使用している場合、ログ情報をクライアントに格納するには、保護モードを無効にする必要があります。
JRE-JBKプラグインを使用する場合は、HTTPSプロトコルが使用可能です。
Portable-ORBをダウンロードしない運用で、複数のブラウザでアプレットを同時に使用する場合、ブラウザ単位にJava VMを起動する必要があります。
Internet Explorerを使用する場合は、以下のように設定してください。
Internet Explorer4.0を使用する場合
[表示]-[インターネットオプション]-[詳細設定]-[新しいプロセスでブラウズを開始]を有効にする。
Internet Explorer5.0を使用する場合
[ツール]-[インターネットオプション]-[詳細設定]-[別々のプロセスでブラウザを起動する]を有効にする。
Internet Explorer5.01以降を使用する場合
ブラウザ単位にJava VMが起動されるため、設定する必要はありません。なお、“Internet Explorer5.0を使用する場合”で説明している詳細設定項目は提供されていません。
Portable-ORBを使用し、いったん起動したJava VMを終了しないで同一アプレット(同一URLからダウンロードされるアプレット)の起動/終了を繰り返して運用する場合は、org.omg.CORBA.ORB.destroy()を使用してORBインスタンスが保持している資源を明示的に解放してください。資源を解放しない場合、サーバアプリケーションとの通信時に例外が発生する可能性があります。
JavaScriptを使用してブラウザの起動/終了を行う場合、またはアクティブデスクトップがインストールされた状態でInternet Explorerを使用する場合、ブラウザの終了によりJava VMが終了されないため、必ず通信資源を解放してください。
アプレットを使用する場合は、デジタル署名を行う必要があります。デジタル署名については、“5.8 アプレットのデジタル署名”を参照してください。
Portable-ORBのアプレット運用を行う場合は、以下の点に注意してください。
ユーザアプリケーションでorg.omg.CORBA.ORB.create_any()によりAny型を生成する際は、必ず引数を持つorg.omg.CORBA.ORB.init()で作成したオブジェクトリファレンスを使用してください。
union型を使用する場合は、IDL定義にdefaultメンバを指定できません。
enum型は、union型の弁別子の型として指定することはできません。enum型以外の型を指定してください。