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ETERNUS SF Express V14.2 ユーザーズガイド

D.4 express_managersnap (Expressマネージャーのトラブルシューティング情報の収集)

ここでは、Expressマネージャーのトラブルシューティング情報を収集するためのコマンドについて説明します。

名前

express_managersnap - Expressマネージャーのトラブルシューティング情報収集


形式

$INS_DIR\Express\Manager\bin\express_managersnap -dir dirname [-all]

($INS_DIRはExpressマネージャーのインストール時に指定した"Program Directory"です。)


機能説明

管理サーバのExpressマネージャーの情報を収集します。OSの管理者グループのユーザーだけがコマンドを実行できます。

本コマンドは、問題が発生したときに管理サーバの情報を収集するためのコマンドです。

このコマンドで収集した情報を、富士通技術員に提出してください。


オプション

-dir dirname

収集したトラブルシューティング情報を出力するディレクトリをdirname に指定します。dirnameはドライブ文字で始まる絶対パス名で指定します。
dirnameに指定できる文字のバイト数は、最大100 Byteです。

収集された情報は"EXyyyymmddhhmm.zip"というファイル名でディレクトリに格納されます。このコマンドを実行する前に、dirnameで指定するディレクトリに、以下の空き容量があることを確認してください。

収集する情報

必要な空き容量

初期調査情報

1 MB以上

すべての情報

15 MB以上

-all

サーバ上のすべてのトラブルシューティング情報を収集します。データには多くの情報が含まれるため、データサイズが増大します。このオプションは、初期調査には不要です。


使用例

初期調査情報を収集し、"D:\temp"ディレクトリに格納します。

> express_managersnap -dir D:\temp