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ETERNUS SF Express V14.2 ユーザーズガイド

6.4.8 コマンドライン操作

アドバンスト・コピー機能をコマンドで操作する場合、ETERNUS Web GUIと異なる手順について説明します。

コマンドの説明は「D.1 アドバンスト・コピー機能のコマンド」を参照してください。


6.4.8.1 PATH環境変数の設定

Copy Control Moduleのコマンドを利用する場合、Expressの Copy Control ModuleのbinディレクトリをPATH環境変数に追加してください。
以下に、Windows Server 2008 R2の場合の手順を示します。

  1. [スタート] - [マイコンピュータ]を右クリックして、[プロパティ]を選択します。

  2. [Advanced system settings]を選択します。

  3. システムのプロパティで[Advanced]タブを選択し、[環境変数]ボタンをクリックします。

  4. PATH変数に、以下の値を追加します。

    <Expressマネージャーのインストール先ディレクトリ>\AdvancedCopy Manager Copy Control Module\bin

    参考

    Expressマネージャーのインストール先ディレクトリのデフォルトは、"C:\Program Files\ETERNUS SF"または"C:\Program Files (x86)\ETERNUS SF"です。

    ポイント

    • ディレクトリを複数記載する場合は、セミコロン(;)で区切ってください。

    • Express Web GUIでアドバンスト・コピー機能だけを使用する場合、本設定は不要です。


6.4.8.2 アクセスパスの設定

ETERNUS ディスクアレイにボリュームを作成し、管理サーバにそのボリュームを割り当てます。

6.4.1.1 アクセスパスの設定」を参照してボリュームを割り当てます。


6.4.8.3 ETERNUS ディスクアレイの登録

D.1.1 acarray add (ETERNUS ディスクアレイの登録コマンド)」を使用して、ETERNUS ディスクアレイを登録します。

注意

D.1.1 acarray add (ETERNUS ディスクアレイの登録コマンド)」の-aオプションで指定するETERNUS ディスクアレイ名には、Expressに登録されているそのETERNUS ディスクアレイのディスクアレイ名を指定します。
異なる名前で登録した場合、Express Web GUIを使用したアドバンスト・コピーは使用できません。


6.4.8.4 コピーグループの作成

D.1.15 acgroup create (コピーグループの作成コマンド)」を使用して、コピーグループを作成します。

注意

以下の形式のコピーグループ名は、Express Web GUIがデフォルトのコピーグループとして使用する可能性があります。
なるべく、使用しないようにしてください。

  • EXP_数字_数字_O (英大文字のオー)

  • EXP_数字_数字_Q

  • EXP_数字_数字_E

  • EXP_数字_数字_S

  • EXP_数字_数字_数字_R


6.4.8.5 コピーペアの追加

D.1.19 acpair add (コピーペアの追加コマンド)」を使用して、コピーグループにコピーペアを追加します。


6.4.8.6 コピーの実行

表D.6 コピーの制御コマンド一覧」に示す各種コマンドを使用して、コピーを実行します。

注意