Copy Control Moduleのコマンドを利用する場合、Expressの Copy Control ModuleのbinディレクトリをPATH環境変数に追加してください。
以下に、Windows Server 2008 R2の場合の手順を示します。
[スタート] - [マイコンピュータ]を右クリックして、[プロパティ]を選択します。
[Advanced system settings]を選択します。
システムのプロパティで[Advanced]タブを選択し、[環境変数]ボタンをクリックします。
PATH変数に、以下の値を追加します。
<Expressマネージャーのインストール先ディレクトリ>\AdvancedCopy Manager Copy Control Module\bin |
参考
Expressマネージャーのインストール先ディレクトリのデフォルトは、"C:\Program Files\ETERNUS SF"または"C:\Program Files (x86)\ETERNUS SF"です。
ポイント
ディレクトリを複数記載する場合は、セミコロン(;)で区切ってください。
Express Web GUIでアドバンスト・コピー機能だけを使用する場合、本設定は不要です。
「D.1.1 acarray add (ETERNUS ディスクアレイの登録コマンド)」を使用して、ETERNUS ディスクアレイを登録します。
注意
「D.1.1 acarray add (ETERNUS ディスクアレイの登録コマンド)」の-aオプションで指定するETERNUS ディスクアレイ名には、Expressに登録されているそのETERNUS ディスクアレイのディスクアレイ名を指定します。
異なる名前で登録した場合、Express Web GUIを使用したアドバンスト・コピーは使用できません。
「D.1.15 acgroup create (コピーグループの作成コマンド)」を使用して、コピーグループを作成します。
注意
以下の形式のコピーグループ名は、Express Web GUIがデフォルトのコピーグループとして使用する可能性があります。
なるべく、使用しないようにしてください。
EXP_数字_数字_O (英大文字のオー)
EXP_数字_数字_Q
EXP_数字_数字_E
EXP_数字_数字_S
EXP_数字_数字_数字_R
「D.1.19 acpair add (コピーペアの追加コマンド)」を使用して、コピーグループにコピーペアを追加します。
「表D.6 コピーの制御コマンド一覧」に示す各種コマンドを使用して、コピーを実行します。
注意
コピーやSIDが“???”と表示される場合は、アクセスパスが誤っている可能性があります。「D.1.4 acarray detail (ETERNUS ディスクアレイの詳細情報表示コマンド)」でアクセスパスを確認してください。
アクセスパスが誤っている場合は、「6.4.1.1 アクセスパスの設定」を参照して、正しいアクセスパスを設定してください。
リモートコピー(REC)においてコピーモードを変更する場合、「D.1.29 acec suspend (同期型高速コピーの一時中断コマンド)」でコピーを一時中断してから、「D.1.32 acec change (同期型高速コピーのモード変更コマンド)」を実行してください。