名前
acpair add - コピーペアの追加
形式
acpair add -g COPY-GROUP -p PAIR [-xml]
機能説明
コピーグループに、コピーペアを追加します。
オプション
コピーグループ名を指定します。
追加するコピーペアを指定します。
コピーペアの形式例を以下に示します。
(1) コピー元のETERNUS ディスクアレイ名
(2) コピー元の論理ボリューム番号
(3) コピー先のETERNUS ディスクアレイ名
(4) コピー先の論理ボリューム番号
また、LU to Partition形式でも指定することができます。
LU to Partition形式の例を以下に示します。
(1) コピー元のETERNUS ディスクアレイ名
(2) コピー元の論理ボリューム番号
(3) コピー元ボリュームのエクステント開始位置(ブロック単位)
(4) コピー元ボリュームのエクステントサイズ(ブロック数)
(5) コピー先のETERNUS ディスクアレイ名
(6) コピー先の論理ボリューム番号
(7) コピー先ボリュームのエクステント開始位置(ブロック単位)
ポイント
"0x"で始まっていれば、16進数です。
実行結果をXML形式で表示します。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
C:\>acpair add -g group01 -p DX80/0x1:DX80/0x6 Successful completion.
LU to Partition形式でコピーペアを登録する場合の例
C:\>acpair add -g group01 -p DX80/0x1[addr=0x0,size=0x10000]:DX80/0x6[addr=0x80] Successful completion.
注意事項
コピー元とコピー先で、同じサイズの論理ボリュームを指定してください。
コピーの種類がOPC/QuickOPC/ECの場合
「acgroup create (コピーグループの作成コマンド)」の-aオプションで指定したETERNUS ディスクアレイ名を指定してください。
ETERNUSディスクアレイのコピーペアを指定する場合は、コピーグループの作成時に-aオプションで指定したETERNUSディスクアレイを指定してください。
コピーの種類がSnapOPCPの場合
ETERNUSディスクアレイのコピーペアを指定するためには、コピーグループの作成時に-aオプションで指定したものと同じETERNUSディスクアレイを指定してください。
指定するコピーペアのコピー元が同じコピーペアは、SnapOPC+の最大セション数を超えるとエラーになります。
指定するコピーペアのコピー先がSDVでない場合、エラーになります。
コピーの種類がRECの場合
「acgroup create (コピーグループの作成コマンド)」の、-aオプションまたは-remoteオプションで指定したETERNUS ディスクアレイ名を指定してください。
コピー元とコピー先で、異なるETERNUS ディスクアレイ名を指定してください。
追加するコピーペアのコピー元のETERNUS ディスクアレイ名およびコピー先のETERNUS ディスクアレイ名は、すでに追加されているコピーペアのコピー元のETERNUS ディスクアレイ名およびコピー先のETERNUS ディスクアレイ名と同じである必要があります。
ETERNUSディスクアレイのコピーペアを指定する場合、コピーグループ作成時に-aオプションまたは-remoteオプションで指定したETERNUSディスクアレイを指定してください。
コピーペアのETERNUS ディスクアレイ名には、コピー元とコピー先で異なる名前を指定してください。
例:
正しい指定: DX90P/0x50:DX90S/0x51
誤った指定: DX90P/0x50:DX90P/0x51
コピーグループに同じ文字列のコピーペアが存在する場合は、コピーペアを追加できません。
コピーペアには同じ大きさの論理ボリュームを指定してください。
異なる大きさの論理ボリュームを指定してコピーを行った場合、以下のような結果になります。
コピー元の論理ボリュームサイズがコピー先の論理ボリュームより大きい場合、コピーに失敗します。
コピー元の論理ボリュームサイズがコピー先の論理ボリュームより小さい場合、コピーはコピー元の論理ボリュームの大きさになります。