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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)

2.2.2 基本的な操作方法


左側のドリルダウンツリーで表示対象の表示項目を選択し、右上の各種オプションを指定して、表示ボタンを選択することで、右下にドリルダウンコンテンツが表示されます。

コンテンツ作成中は、ステータスバーに「現在コンテンツを作成中です.」とのメッセージが表示されます。

当メッセージ表示中は、表示ボタンの操作はキャンセルされます。


■オプション

指定するオプションには以下があります。


オプション

説明

日時

ドリルダウンの表示を行いたい機軸となる時間を選択します。

現在時刻から1週間前までが選択可能です。

デフォルトでは画面を開いた際の現在時刻です。

範囲

ドリルダウンの表示範囲を、機軸の時間から前後何分表示するかを選択します。

選択可能な表示範囲は以下です。

180, 120, 60, 30, 10, 0分

デフォルトでは60分です。

なお、0分を指定した場合、日時で選択した時刻がピンポイントで表示されます。

比較日時

ドリルダウンの比較表示を行いたい時間を選択します。

現在時刻から1週間前までが選択可能です。

デフォルトでは画面を開いた際の現在時刻です。

この項目はチェックボックスをチェックした時点で有効となります。

注意

以下のドリルダウン表示項目については、本機能は対象外です。

ResponseCondition

WebTrn

Interstage(TxnAnalysisSync)

Interstage(TxnAnalysisAsync)

Workload

基準

ドリルダウンの比較表示を行う際、現在の情報が比較日時の情報に対して何倍より大きい場合に強調表示(赤色表示)するかを指定します。

0.001~1000の範囲の実数が入力可能です。

この項目はチェックボックスをチェックした時点で有効となります。

ポイント

1未満(0.999~0.001)を指定した場合、その値より少ない場合に強調表示します。
例.
1/2 未満を強調表示させたい場合は 0.5 を指定してください。

デフォルト値は1倍です。


これらのオプションは、何度も同じ指定を行う必要が無いように、一度指定して表示を行うと、別のドリルダウンに移った場合にも継承されます。


2.2.2.1 同一Agentを別画面で開く

ドリルダウンツリーでノードを選択すると、右上に「同一Agentを別画面で開く」というリンクが表示されます。

このリンクを選択することで、現在選択中のAgentが選択された状態のドリルダウンを、別のコンソールで開くことができます。

これにより、同一Agent内の他の項目をすばやく表示することが可能です。


2.2.2.2 履歴

ドリルダウンツリーでノードを選択すると、右上に「履歴」というボタンが表示されます。

履歴ボタンを選択すると、ドリルダウン履歴選択画面が表示され、現在から2時間前までに表示したドリルダウンが一覧表示されます。



任意の表示対象チェックボックスをチェックし、表示ボタンを選択すると、選択したドリルダウンコンテンツを一画面で表示することができます。

これにより、複数の項目を突き合わせて確認することが可能です。

2.2.2.3 リソース表示

構成情報取得で自動生成されたManagedObjectフォルダ配下のノードには、Resourcesフォルダが直下にぶら下がるノードが存在します。



このようなノードは、リソース定義を行うことで、ドリルダウン表示のコンテンツを表示する際、特定のリソースに絞り込んだコンテンツを表示させることが可能になります。

以下に例を示します。これは、WIN_CPUBUSYノードを選択して表示したドリルダウンコンテンツの例です。



リソースノードとしてResource#0を登録することにより、#0のみを対象にコンテンツを表示可能になります。



リソースの定義方法については、「1.2.2.5 Resources」を参照してください。


2.2.2.4 関連ツール呼び出し

ドリルダウンツリーの RelationTools ノードを選択すると、環境設定画面にて登録した関連ツールを呼び出すことができます。

関連ツールの定義方法については、「1.2.2.4 RelationTools」を参照してください。