性能情報の収集(サーバ内リソース情報/レスポンス・稼働情報)や、しきい値監視を行なうサーバに配付するための定義情報ファイルの作成を行ないます。
■ポリシー定義情報ファイル
ポリシー配付機能では、収集ポリシーおよび、しきい値監視定義を配付することができます。これらの定義を総称して、ポリシー定義情報と呼びます。
収集ポリシー
しきい値監視定義
|
注意
収集ポリシーについては、複数の定義ファイルから構成されていますが、他社製品との連携(Oracle,SAP等)の設定ファイルの一部については、配付は行わず各サーバ上でローカルに設定する必要があります。これは、認証情報が必要な場合、定義情報を運用管理サーバで設定、保持および、ネットワーク上で送信することは、セキュリティ管理のリスク要因となるためです。
■手順
配付するポリシー定義情報ファイルのコピー
ポリシー定義情報ファイルのテンプレートが以下に格納されています。
■格納先
<運用管理クライアントインストールディレクトリ>\template |
必要なポリシー定義情報のテンプレートをコピーし、「9.2.1 ポリシー配付グループの作成」で作成したポリシー配付グループに格納します。
配付可能ファイルは以下です。下記以外のファイルは配付できません。
ファイル名 | 使用用途 | マニュアル参照先 |
---|---|---|
ServiceConf.xml | エンドユーザレスポンスの管理用 | |
サービス稼働状況の管理用 | ||
alertconfig.txt | しきい値監視定義用 | |
threshold.bat | アラームアクション定義用 | |
threshold.sh | アラームアクション定義用 | |
tlawatch.ini | Webトランザクション量の管理用 | |
cntrcconf.ini | Systemwalker Centric Manager との連携用 | |
jla.ini | Systemwalker Operation Manager との連携用 | |
snmconf.ini | Systemwalker Network Manager との連携用 | |
template.dat | Microsoft SQL Server | |
Microsoft .NET Server |
コピーしたポリシー定義情報ファイルの編集
各ファイルの定義方法については、上記マニュアル参照先で確認してください。
注意
ポリシー配付機能により配付された定義ファイルは、配付先サーバですでに存在している定義ファイルを上書きします。