パフォーマンスデータ収集に収集開始、停止等の操作入力や収集したパフォーマンスデータを視覚化する機能です。
■動作環境
32ビットのWindowsで動作します。
また、コンソール機能はJavaSE6を使用します。本機能をインストールした際、同時にインストールするJavaSE6(富士通製)を使用してください。
■操作方法
コンソール機能は、インストールされたJDK6に付属しているjconsoleを起動する際、提供するモジュール(fjconsole.jar)をプラグインとして指定することにより、jconsole内に画面が追加され使用できるようになります。
次の順番で操作を行います。
jconsoleの起動
監視対象のコンテナへの接続
Java監視機能の操作
接続解除
jconsoleの終了
■注意事項
Java監視機能は、複数のコンソールから1つのIJServerに接続しないでください。
複数のコンソール間で操作を共用することにより、コンソール間で想定した測定とは異なる監視を行ってしまう場合があります(たとえば、VMオプションの設定でAコンソールからはONにしたのに、BコンソールからはOFFにしてしまうような、操作の矛盾がでてしまうことです)。
コンソールとコンテナは、1対1で接続を行うようにしてください。
複数のパフォーマンスデータを同時に採取する操作をしないでください。
あるパフォーマンスデータを採取中(たとえば、メソッドサンプリング)、別のパフォーマンスデータの採取(たとえば、オブジェクトヒストグラム)を行う操作はしないでください。
相互に影響して、正しいパフォーマンスデータの取得ができない場合があります。
Java監視機能でインストールされるJavaSE6(富士通製)は、コンソール機能を動作させるためのものです。
通常の開発やJavaプログラムのランタイム環境には使用しないでください。
また、Java監視機能を動作させるjconsoleは、このインストールされるJavaSE6に付属しているものを使用してください。
Java監視機能で監視ができるサーバアプリケーション。
Java監視機能で監視ができるサーバアプリケーションは、J2SE5.0またはJavaSE6で動作する、IJServerクラスタ(Java EEアプリケーションの実行環境)です。
Java監視機能を終了しても、それまでに操作した状態は変更されません(終了時に元へ戻しません)。
そのため、IJServerの起動時設定のオプションとJava監視機能を終了させた時のオプションと異なる状態を示す場合があります。
Java監視機能は、Interstage Studioと同時に使用することはできません。