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Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集

A.5.1 パフォーマンスデータの収集

  アプリケーションサーバ上で動作するIJServerのJava VM(JVM)に関するパフォーマンスデータを収集します。

■動作環境

  パフォーマンスデータの収集は、製品添付されるJDK/JRE 5.0、6が必要です。

■操作方法

  パフォーマンスデータの収集は、IJServer起動時にオプションを設定することで動作します。

設定するオプション

  パフォーマンスデータの収集を可能とする場合、Java EE運用コマンドのasadminコマンド等を用い、IJServerの起動時に以下のJVMオプションとシステムプロパティの設定を行います。

設定

設定する値

JVMオプション

-agentlib:fjprof

システムプロパティ

com.fujitsu.interstage.javaee.management.agent.start=true

  IJServerの起動手順や値の設定方法等の詳細な情報や注意点は、“Java EE運用ガイド”を参照してください。


Java監視機能で使用するポート番号の調べ方

Java監視機能で監視するIJServerのプロセスに接続する際にポート番号が必要です。

Java監視機能に割り当てたポート番号を調べるには、IJServerの機能を用いて調べます。


IJServerクラスタのポート番号の調べ方

  Java監視機能で監視するIJServerクラスタのプロセスに接続する際に必要なポート番号を知るには、IJServerのasadminコマンドのlist-system-propertiesサブコマンドを使い調べます。

asadmin list-system-properties <サーバインスタンス名>

  このコマンドを実行すると次のような結果が表示されます。(以下、表示のポート番号は例として示しています)

HTTP_LISTENER_PORT=28090
IIOP_SSL_LISTENER_PORT=23820
JMS_PROVIDER_PORT=7676
IIOP_LISTENER_PORT=23700
JMX_SYSTEM_CONNECTOR_PORT=28686
IIOP_SSL_MUTUALAUTH_PORT=23920
Command list-system-properties executed successfully.

  表示中のJMX_SYSTEM_CONNECTOR_PORTが接続の際に必要なポート番号です。

  なお、ポート番号の調べ方に示した情報の詳細は、”Java EE運用ガイド”を参照してください。