機能説明
本関数は、以下の機能を提供します。
Interstageのシステムに関する以下の情報を通知します。
システム名
プロフィール
本APIの発行時には、事前にInterstage運用API環境の初期化を行う必要はありません。
システム名一覧通知機能で獲得した領域を解放します。
本APIの発行時には、事前にInterstage運用API環境の初期化を行う必要はありません。
形式
#include “ISOP.h” void ISOPsystem(char *reqparm)
引数reqparmは、パラメタ構造体を指すポインタです。パラメタ構造体は使用する機能ごとに、指定された形式の構造体を獲得し、設定してください。
パラメタ構造体へのポインタをchar*型にキャストして、引数としてください。
獲得した領域は、あらかじめゼロクリアしてください。
本APIは、スーパユーザ権限を持つユーザが起動したプロセスから発行してください。
1)システム名一覧通知
下記のISOP_LSTSYS構造体を獲得し、パラメタとして指定してください。
typedef struct _isop_lstsys_t { /* パラメタ設定用制御表定義 */ ISOP_CTRL opctrl; /* 基本情報 */ long num; /* システム情報格納域 */ char *bufaddr; /* バッファアドレス */ char rsv[64]; /* リザーブ */ } ISOP_LSTSYS;
メンバ名 | 型 | 設定値 | 意味 |
---|---|---|---|
opctrl.request | long | ISOP_RLSTSYS | 要求コード: |
opctrl.pktvl | unsigned long | ISOP_001 | 制御表のバージョン情報 |
注)
システム名一覧獲得中にエラーが発生した場合、継続してシステム名を獲得することはできません。最初からシステム名一覧を獲得しなおしてください。
メンバ名 | 型 | 復帰値 | 意味 |
---|---|---|---|
opctrl.pktvl | unsigned long | ISOP_001 | 復帰した制御表のバージョン情報 |
opctrl.result | long | 0 | 正常終了 |
-1 | 異常終了 | ||
opctrl.detail | long | 原因コード | エラーの詳細情報(実行結果詳細値を参照) |
num | long | 取得済みのシステム情報数 | 取り出したシステム情報数の累計 |
bufaddr | char | バッファアドレス | バッファアドレス |
define値 | 値 | 意味 |
---|---|---|
ISOP_EINVAL_REQ | 2101 | 要求コードに誤りがあります。 |
ISOP_EAGAIN | 3001 | システム資源不足が発生しました。しばらくしてから再度実行してください。 |
ISOP_ENOMEM | 3002 | メモリ不足が発生しました。 |
ISOP_ESYSERR | 4001 | システムエラー。 |
ISOP_EINTR | 4107 | 割り込みが発生しました。 |
ISOP_ENOTSUPPORT | 4401 | 使用できない機能を使用しようとしています。 |
ISOP_ENORIGHTX | 2005 | 関数の実行権がありません。 |
2)システム名一覧解放
システム名一覧通知で指定したISOP_LSTSYS構造体を獲得し、パラメタとして指定してください。
typedef struct _isop_lstsys_t { /* パラメタ設定用制御表定義 */ ISOP_CTRL opctrl; /* 基本情報 */ long num; /* システム情報格納域 */ char *bufaddr; /* バッファアドレス */ char rsv[64]; /* リザーブ */ } ISOP_LSTSYS;
メンバ名 | 型 | 設定値 | 意味 |
---|---|---|---|
opctrl.request | long | ISOP_RLSTFRESYS | 要求コード: |
opctrl.pktvl | unsigned long | ISOP_001 | 制御表のバージョン情報 |
bufaddr | char | Interstageシステム名一覧通知で返却されたアドレス | バッファアドレス |
メンバ名 | 型 | 復帰値 | 意味 |
---|---|---|---|
opctrl.pktvl | unsigned long | ISOP_001 | 復帰した制御表のバージョン情報 |
opctrl.result | long | 0 | 正常終了 |
-1 | 異常終了 | ||
opctrl.detail | long | 原因コード | エラーの詳細情報(実行結果詳細値を参照) |
define値 | 値 | 意味 |
---|---|---|
ISOP_EINVAL_REQ | 2101 | 要求コードに誤りがあります。 |
ISOP_ESYSERR | 4001 | システムエラー。 |
ISOP_ENOTSUPPORT | 4401 | 使用できない機能を使用しようとしています。 |
ISOP_ENORIGHTX | 2005 | 関数の実行権がありません。 |