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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書

7.3.1 定義方法

7.3.1.1 アクションの種類の定義

実行したいアクションの種類をONまたはOFFで定義します。ONを選択するとそのアクションが実行されるという意味です。複数の項目をONにすることができます。

定義内容

意味

EVENTLOG="ON"またはSYSLOG="ON"

イベントログまたはsyslog

OPAPOST2="OFF"

Systemwalker Centric Managerメッセージ連携

MAIL="OFF"

メール

TRAP="OFF"

トラップ

OTHER="OFF"

ユーザー任意のコマンド実行

注意

  • MAIL、TRAP、OTHERを選択した場合は、以降に示す詳細パラメタの定義が必要です。

  • 使用しないパラメタについては、定義を"OFF"にし削除しないようにしてください。

7.3.1.2 MAILを選択した場合

【Windows版】

Windowsのメール通知に関するパラメタを定義します。

定義内容

意味

MAILSMTPSRV="00.00.00.00"

SMTPサーバのアドレス

MAILSMTPPRT="25"

SMTPサーバのポート

MAILFROM="aa@xx.co.jp"

メールのfromアドレス

MAILTO="bb@xx.co.jp"

メールのtoアドレス

MAILPOP3PRT="110"

POP3サーバのポート(POP認証が必要な場合)

MAILPOP3SRV="00.00.00.00"

POP3サーバのアドレス(POP認証が必要な場合)

MAILAUTHTYPE="Pop"

POP認証が必要な場合に"Pop"を指定

MAILUSERID=""

ユーザーID(POP認証が必要な場合)

MAILPASSWD=""

パスワード(POP認証が必要な場合)

MAILCC="cc@xx.co.jp, dd@xx.co.jp"

メールのccアドレス

MAILBCC="ee@xx.co.jp, ff@xx.co.jp"

メールのbccアドレス

MAILSUB="SSQC threshold %MSGINFO:%2(%3)"

メールのSubject。下記の可変パラメタ(%文字)が指定可能。

%MSGINFO% エラー種別

%2 システム名

%PARA3% 監視項目名

%PARA4% リソースID

%5 測定値

%6 しきい値

%7 検出回数

%8 検出基準回数

注意

POP認証が不要な場合は、以下のようにパラメタを修正してください。

  • MAILPOP3PRT=""

  • MAILPOP3SRV=""

  • MAILAUTHTYPE=""

  • MAILUSERID=""

  • MAILPASSWD=""


【UNIX版】

UNIX版のメール通知に関するパラメタを定義します。

定義内容

意味

MAILSMTPSRV="00.00.00.00"

SMTPサーバのアドレス

MAILSMTPPRT="25"

SMTPサーバのポート

MAILFROM="aa@xx.co.jp"

メールのfromアドレス

MAILTO="bb@xx.co.jp"

メールのtoアドレス

MAILPOP3PRT="110"

POP3サーバのポート(POP認証が必要な場合)

MAILPOP3SRV="00.00.00.00"

POP3サーバのアドレス(POP認証が必要な場合)

MAILAUTHTYPE="Pop"

POP認証が必要な場合に"Pop"を指定

MAILUSERID=""

ユーザーID(POP認証が必要な場合)

MAILPASSWD=""

パスワード(POP認証が必要な場合)

MAILCC="cc@xx.co.jp, dd@xx.co.jp"

メールのccアドレス

MAILBCC="ee@xx.co.jp, ff@xx.co.jp"

メールのbccアドレス

MAILSUB="SSQC threshold $MSGINFO:$2($3)"

メールのSubject。下記の可変パラメタ($文字)が指定可能。

$MSGINFO エラー種別

$2 システム名

$3 監視項目名

$4 リソースID

$5 測定値

$6 しきい値

$7 検出回数

$8 検出基準回数

注意

POP認証が不要な場合は、以下のようにパラメタを修正してください。

  • MAILPOP3PRT=""

  • MAILPOP3SRV=""

  • MAILAUTHTYPE=""

  • MAILUSERID=""

  • MAILPASSWD=""


7.3.1.3 TRAPを選択した場合

トラップ通知に関するパラメタを定義します。

定義内容

意味

TRAPAGT="$2"

Trapのエージェントアドレス

TRAPDEST="hostname"

Trapの送信先アドレス

TRAPCOMMUNITY="public"

Trapのコミュニティ名

TRAPENTERPRISE="1.3.6.1.4.1.211"

Trapのenterprise値

TRAPGENERIC="6"

Trapのgeneric値

TRAPSPECIFIC="1"

Trapのspecific値

TRAPOBJNAME="1.3.6.1.4.1.211"

オブジェクト名

TRAPOBJTYPE="2"

オブジェクトタイプ


7.3.1.4 OTHERを選択した場合

ユーザー任意のコマンドを実行することができます。

下記の行にコマンド名を定義します。

SQCOTHEREXE=""

下記の行からの処理を、コマンド仕様に合わせて編集します。

if "%OTHER%"==""ON"" (