ページの先頭行へ戻る
Interstage Information StorageV10.0.0 運用ガイド

1.3.5 抽出サーバの停止

1.3.5.1 データ抽出エージェントの停止方法

データ抽出エージェントの停止は、抽出サーバでdeagtstopコマンドを実行します。

deagtstop

参照

deagtstopコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。


1.3.5.2 DSSファイルシステムのアンマウント

蓄積データファイルおよび抽出結果中間ファイルの格納先となるDSSファイルシステムをアンマウントします。

DSSファイルシステムのアンマウントにはumount(8)を使用します。

umountコマンドを実行する前に、DSSファイルシステムにアクセスしているプロセスがないことを、fuserコマンドを使用して確認してください。


/sbin/fuser -c /mnt/fs1
/mnt/fs1:          10375c 10376c

上記の例では、プロセスID の 10375 10376 が/mnt/fs1を使用中であることを示しています。

使用しているすべてのプロセスを停止させた後で、アンマウントを実行してください。


複数のDSSファイルシステムを使用している場合は、すべてのDSSファイルシステムをアンマウントしてください。


マウントポイント/mnt/fs1をアンマウントする

umount /mnt/fs1

すべての DSSファイルシステムがアンマウントされていることを、mountコマンドを使用して確認します。


# mount
/dev/sda2 on / type ext3 (rw)
proc on /proc type proc (rw)
sysfs on /sys type sysfs (rw)
devpts on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620) 
/dev/sda1 on /boot type ext3 (rw) 
tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw) 
none on /proc/sys/fs/binfmt_misc type binfmt_misc (rw) 
sunrpc on /var/lib/nfs/rpc_pipefs type rpc_pipefs (rw)
fs2 on /mnt/fs2 type sfcfs (rw)

sfcfs が存在している場合は、アンマウントできていないファイルシステムが存在します。

上記の例では、/mnt/fs2がアンマウントされていません。アンマウントをしてください。


DSSファイルシステムのアンマウントが完了したら、DSS クライアントのカーネルモジュールをアンロードします。

/sbin/rmmod sfcfs