蓄積データファイルおよび抽出結果中間ファイルの格納先となるDSSファイルシステムをアンマウントします。
DSSファイルシステムのアンマウントにはumount(8)を使用します。
umountコマンドを実行する前に、DSSファイルシステムにアクセスしているプロセスがないことを、fuserコマンドを使用して確認してください。
例
/sbin/fuser -c /mnt/fs1 /mnt/fs1: 10375c 10376c
上記の例では、プロセスID の 10375 10376 が/mnt/fs1を使用中であることを示しています。
使用しているすべてのプロセスを停止させた後で、アンマウントを実行してください。
複数のDSSファイルシステムを使用している場合は、すべてのDSSファイルシステムをアンマウントしてください。
例
マウントポイント/mnt/fs1をアンマウントする
umount /mnt/fs1
すべての DSSファイルシステムがアンマウントされていることを、mountコマンドを使用して確認します。
例
# mount /dev/sda2 on / type ext3 (rw) proc on /proc type proc (rw) sysfs on /sys type sysfs (rw) devpts on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620) /dev/sda1 on /boot type ext3 (rw) tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw) none on /proc/sys/fs/binfmt_misc type binfmt_misc (rw) sunrpc on /var/lib/nfs/rpc_pipefs type rpc_pipefs (rw) fs2 on /mnt/fs2 type sfcfs (rw)
sfcfs が存在している場合は、アンマウントできていないファイルシステムが存在します。
上記の例では、/mnt/fs2がアンマウントされていません。アンマウントをしてください。
DSSファイルシステムのアンマウントが完了したら、DSS クライアントのカーネルモジュールをアンロードします。
/sbin/rmmod sfcfs