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Interstage Information Storage V10.0.0 導入ガイド

2.2.3 ポート番号の設計

Interstage Information Storageが利用するサービスのポート番号を指定します。機能に応じてポート番号を設計してください。

以下に各サーバセットが使用するポート番号の推奨値を示します。定義済みのポート番号と重複しないよう修正を行ってください。

ポイント

オールインワン構成の場合、ポート番号については自動的に設定されますので、設定を行う必要はありません。

表2.10 制御サーバセット

サービス名

ポート番号(推奨値)

意味

dereq1

24101/tcp

抽出依頼受け付け用

JACK1(注1)

6800/tcp

資源管理常駐プロセス要求受付#1

JACK2(注1)

6801/tcp

資源管理常駐プロセス要求受付#2

JACK3(注1)

6802/tcp

資源管理常駐プロセス要求受付#3

iisrdb

6490/tcp

資源管理への通信用

sfcfsrm

9400/tcp

DSSのコマンドやノード間の通信用

sfcfs-1

9420/tcp

DSSのMDS(メタデータサーバ)へのリモートアクセス用

中略

sfcfs-64

9483/tcp

DSSのMDS(メタデータサーバ)へのリモートアクセス用

sfcfs-1からsfcfs-64まで計64個のサービスが9420/tcpから9483/tcpのポートを連番で利用します


表2.11 抽出サーバセット

サービス名

ポート番号(推奨値)

意味

decellagt

24201/tcp

データ抽出セル起動要求受付用

[データ抽出セル名] (注2)

24301/tcp~24316/tcp

抽出制御プロセスからの抽出依頼受付用

注1) JACK1からJACK3については、連番でポート番号を指定するようにしてください。

注2) サービス名 [データ抽出セル名]については、“2.4.5 抽出制御プロセス・データ抽出セルの設計”で設計を行い、“6.5.2 抽出制御動作環境定義ファイルの編集”にて、設計したサービス名を対応する項目に入力してください。データ抽出セル用のポート番号として上記のポート番号が予約されています。