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SystemwalkerRunbook Automation V14g 導入ガイド

3.3 中継サーバのセットアップ

中継サーバから業務サーバの構成情報を自動収集するエージェントのセットアップ手順について説明します。

ポイント

  • エージェントのセットアップが完了し、CMDBマネージャが存在を認識しているエージェントの一覧は、CMDBマネージャのmdradminコマンド(「-l」オプション)で表示することができます。mdradminコマンドについては、"Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド"の"mdradmin(エージェント管理コマンド)"を参照してください。

  • 中継サーバがクラスタ環境で運用されている場合のエージェントのセットアップ手順は、すべてシングル環境と同様です。クラスタを構成する現用および待機ノードそれぞれに、シングル環境と同様の手順でエージェントを導入してください。

実行に必要な権限

【Windows】

設定手順

【Windows】

  1. 以下のコマンドを実行して、エージェントを停止します。

    %F4AN_INSTALL_PATH%\F4ANswnc\bin\swncctrl stop

  2. エージェント連携定義ファイルを修正します。

    中継サーバが所属するサブネット以外からノード検出する場合は、エージェント連携定義ファイルを編集します。編集方法の詳細については、“エージェント連携定義ファイルの修正方法”を参照してください。

  3. 以下の環境設定コマンドを実行します。

    [エージェントインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdba\bin\cmdbsetupenv.bat -k AGT_INV

  4. 以下のコマンドを実行して、エージェントを起動します。

    %F4AN_INSTALL_PATH%\F4ANswnc\bin\swncctrl start

  5. 以下のコマンドを実行して、CMDBで管理している実態レコードの更新を実施してください。本操作により、収集された情報がCMDBマネージャに登録され、エージェントの存在を認識します。

    [エージェントインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdba\bin\cmdbrefresh.exe -q type= AGT_INV

    ポイント

    cmdbrefreshコマンドの詳細は、"Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド"の"cmdbrefresh(実態レコードの収集要求コマンド)"を参照してください。収集処理の完了は、イベントログに出力される以下のメッセージで確認してください。

    • FCMDB: INFO: [10004] 更新チェック処理を開始します。'エージェント種別'

    • FCMDB: INFO: [10005] 更新チェック処理を完了しました。'エージェント種別'