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SystemwalkerRunbook Automation V14g 導入ガイド

3.2 連携サーバのセットアップ

連携サーバにインストールしたエージェントのセットアップ手順について説明します。

ポイント

  • エージェントのセットアップが完了し、CMDBマネージャが存在を認識しているエージェントの一覧は、CMDBマネージャのmdradminコマンド(「-l」オプション)で表示することができます。mdradminコマンドについては、"Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド"の"mdradmin(エージェント管理コマンド)"を参照してください。

  • Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバがクラスタ環境で構築されている場合は、Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバにインストールされているエージェントのセットアップ方法が異なります。セットアップ手順については、“Systemwalker Runbook Automation クラスタ適用ガイド”を参照してください。

実行に必要な権限

【Windows】

サービスの実行権限の変更【Windows】

連携するSystemwalker Centric Managerが「V13.2.0以前」の場合は、エージェントのサービスの実行権限を、管理者権限を持つユーザーまたはSystemwalker Centric Managerのアカウントに変更します。「V13.3.0以降」の場合は、変更は不要です。

  1. 以下のコマンドを実行して停止します。

    %F4AN_INSTALL_PATH%\F4ANswnc\bin\swncctrl stop

  2. Windowsの「サービス」画面を起動します。

  3. 「Systemwalker JServlet (SWNET)」サービスのプロパティを開きます。

  4. プロパティ画面の「ログオン」タブで、「アカウント」を選択し、以下のアカウントを設定します。

    • Systemwalker管理者アカウント、または、管理者権限を持つユーザーのアカウント

セットアップコマンドの実行

【Windows】

  1. 以下のコマンドを実行して、エージェントを停止します。

    %F4AN_INSTALL_PATH%\F4ANswnc\bin\swncctrl stop

  2. 以下の環境設定コマンドを実行します。

    [エージェントインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdba\bin\cmdbsetupenv.bat -k AGT_CENTINV
    [エージェントインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdba\bin\cmdbsetupenv.bat -k AGT_CENTREP

    注意

    Systemwalker Centric Managerのインベントリ情報を収集するエージェント(AGT_CENTINV)のセットアップは、Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバにおいて、資源配付機能をインストールし、インベントリデータベースが構築されている環境で実行してください。インベントリデータベースが構築されていない場合は、AGT_CENTINVのセットアップは不要です。

  3. 以下のコマンドを実行して、エージェントを起動します。

    %F4AN_INSTALL_PATH%\F4ANswnc\bin\swncctrl start

  4. 以下のコマンドを実行して、Systemwalker Centric Managerから情報を収集してください。本操作により、収集された情報がCMDBマネージャに登録され、エージェントの存在を認識します。

    [エージェントインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdba\bin\cmdbrefresh.exe -q

    ポイント

    cmdbrefreshコマンドの詳細は、"Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド"の"cmdbrefresh(実態レコードのリフレッシュコマンド)"を参照してください。収集処理の完了は、イベントログに出力される以下のメッセージで確認してください。

    • FCMDB: INFO: [10004] 更新チェック処理を開始します。'エージェント種別'

    • FCMDB: INFO: [10005] 更新チェック処理を完了しました。'エージェント種別'

構成情報を自動収集するための設定のアンセットアップ

Systemwalker Centric Managerと連携して構成情報を収集する場合は、運用自動化サーバ、および中継サーバでセットアップされている、構成情報を自動収集するエージェントをアンセットアップする必要があります。

以下の手順でアンセットアップしてください。

なお、構成情報を自動収集するエージェントがセットアップされていない場合は、実施する必要はありません。

  1. 以下のコマンドを実行して、Systemwalker Runbook Automation、またはエージェントを停止します。

    • 運用自動化サーバの場合

      [Systemwalker Runbook Automationインストールディレクトリ]\itpm\bin\swpm_stop

    • 中継サーバの場合

      %F4AN_INSTALL_PATH%\F4ANswnc\bin\swncctrl stop

  2. 以下のコマンドを実行して、構成情報を自動収集するエージェントをアンセットアップします。

    • 運用自動化サーバの場合

      [Systemwalker Runbook Automationインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdbm\bin\cmdbunsetupenv.bat -k AGT_INV

    • 中継サーバの場合

      [エージェントインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdba\bin\cmdbunsetupenv.bat -k AGT_INV

  3. 以下のコマンドを実行して、Systemwalker Runbook Automationを起動します。

    • 運用自動化サーバの場合

      [Systemwalker Runbook Automationインストールディレクトリ]\itpm\bin\swpm_start

    • 中継サーバの場合

      エージェントを起動する必要はありません。