運用自動化サーバに、Systemwalker Runbook Automationをインストールする手順について、以下に説明します。
Windowsへのインストール
注意
ディレクトリを指定する際は、必ず新規のディレクトリを指定してください。
ディレクトリを指定する際は、「\\」で開始するパスおよび相対パス表記での指定はできません。
ディレクトリ名に指定可能な文字は、半角英数字、「-」(ハイフン)、「_」(アンダースコア)です。
インストールに失敗した場合は、再起動後にインストールを実施したユーザーでログインし、アンインストール手順に従って以下をアンインストールしてください。
Interstage BPM
Interstage Business Application Server
Symfoware Server
Systemwalker Operation Manager
その後、出力されたメッセージの意味や対処方法を参考にして失敗した原因を取り除き、再度インストールを実施してください。
メッセージの詳細については、“Systemwalker Runbook Automation メッセージ集”を参照してください。
アンインストールについては、“第7章 アンインストール”を参照してください。
出力されたメッセージから対処できない場合は、環境変数%SystemDrive%が示すディレクトリ配下にある以下のログファイルを採取して、富士通技術員までご連絡ください。
swpm_inst.log
Administratorsグループに所属するアカウントでログインします。
インストーラを起動します。
以下のCD-ROMをCD-ROM装置にセットすると、自動的にインストーラが起動します。起動しない場合はswsetup.exeを実行し、インストーラを起動してください。
32Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用する場合
Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック (14.0.0) Disc No. 1/10
64Bit版のSystemwalker Runbook Automationを利用する場合
Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック(64bit) (14.0.0) Disc No. 1/10
注意
ご利用OSがWindows Server 2008の場合は、管理者として実行してください。
「インストール」を選択します。「ようこそ」画面が表示されます。
[次へ]ボタンをクリックしてください。
インストール先を指定します。
[インストール先の選択]画面で、インストール先ディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
注意
インストール先のパス長は最大58バイトです。
インストール先ディレクトリにはNTFS形式のディスクを指定してください。
Interstage Business Application Serverのインストール先を指定します。
[インストール先の選択]画面で、Interstage Business Application Serverのインストールディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
注意
インストール先ディレクトリにはNTFS形式のディスクを指定してください。
インストール先のパス長は最大30バイトです。
Interstage Business Application Serverで使用するポート番号を設定します。
[ポート番号の設定]画面で、Interstage Business Application Serverが使用するポート番号を指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
注意
現在動作しているポート番号が以下のコマンドで確認できます。このコマンドで表示されるポート番号は指定しないでください。
> netstat -a -n |
現在動作していない場合でも、指定するポート番号が他で使用されている可能性があります。使用されていないことを確認するためには、"Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド"の"ポート番号一覧"を参照してください。
Interstage BPMのインストール先を指定します。
[インストール先の選択]画面で、Interstage BPMのインストールディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
注意
インストール先のパス長は最大255バイトです。
Symfoware Server クライアント機能のインストール先を指定します。
[インストール先の選択]画面で、Symfoware Server クライアント機能のインストールディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
Symfoware Server サーバ機能のインストール先を指定します。
[インストール先の選択]画面で、Symfoware Server サーバ機能のインストールディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
Symfoware Server 制御ファイルの格納先を指定します。
[制御ファイル格納先の選択]画面で、Symfoware Server 制御ファイルの格納先ディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
注意
NTFS形式のディスクを指定してください。
CMDBマネージャのデータベース格納先を指定します。
[データベース格納先の選択]画面で、CMDBマネージャのデータベース格納先ディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
なお、CMDBマネージャのデータベースは、専用ディスクに配置することを推奨します。他のアプリケーションとディスクI/Oが競合すると、パフォーマンスが低下します。
注意
インストール先のパス長は最大64バイトです。
Systemwalker Operation Managerのインストール先を指定します。
[インストール先の選択]画面で、Systemwalker Operation Managerのインストールディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
注意
インストール先のパス長は最大74バイトです。
運用自動化サーバのホスト名を指定します。
[ホスト名の入力]画面で、Webコンソールから名前解決できる運用自動化サーバのホスト名を指定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
注意
ホスト名に使用できるのは、半角英数字、「-」(ハイフン)、「.」(ピリオド)、「_」(アンダースコア)のみです。
ホスト名に指定できる最大長は63バイトです。
インストールを確認します。
[インストールの確認]画面で、入力内容の確認を行い、内容に誤りがなければ、[次へ]ボタンをクリックしてください。インストールが開始されます。
インストールを開始します。
インストールの準備が整うと、ファイルのコピーが開始されます。インストール処理を行っている間は、以下のような進行状況の表示画面、およびインフォメーションゲージが表示されます。
CD-ROMの交換を要求するメッセージが表示された場合は、インストールCDの交換を行ってください。なおCDの交換はインストール中に複数回要求されますので、インストーラの指示に従って入れ替えてください。
インストールを終了します。
インストールが完了すると以下の画面が表示されます。[はい、今すぐコンピュータを再起動します。]を選択し、[完了]ボタンをクリックします。
再起動後は、インストールしたユーザーでログオンしてください。