認証は、CONNECT文実行時、または、CONNECT文実行後にSET SESSION AUTHORIZATION文を指定して利用者を変更した場合に行います。
参照
CONNECT文およびSET SESSION AUTHORIZATION文の指定方法については、“SQLリファレンス”を参照してください。
なお、以降の説明ではCONNECT文を中心に説明します。SET SESSION AUTHORIZATION文についても同様の認証方式なので、CONNECT文の説明をSET SESSION AUTHORIZATION文に置き換えて解釈してください。
CONNECT文を使用した接続形式には以下の2つがあります。
OSのログオン名で接続する場合
データベース専用利用者名で接続する場合
- OSのログオン名で接続する場合
OSのログオン名を利用してCONNECT文を実行した場合、Symfoware/RDBは、以下のようなチェックを行います。
参照
利用者登録の使用宣言については、“セットアップガイド”を参照してください。
OSのログオン名で接続する場合の認証を、以下に示します。

注意
同一サーバ内での共用メモリ通信(システム内通信)を用いてアプリケーションを実行する場合は、CONNECT文に利用者名とパスワードを指定しないでアプリケーション実行時のログオン名を利用して接続することができます。
- データベース専用利用者名で接続する場合
データベース専用利用者を利用してCONNECT文を実行した場合は、指定された利用者名とパスワードがSymfoware/RDBに登録されているものと一致しているかをチェックします。
データベース専用利用者名で接続する場合の認証を、以下に示します。
