機密保護は、特定の利用者に権限を与えることによって、データベースの機密を保護します。機密保護機能には以下の2つがあります。
OSにログオンする利用者の認証およびコマンド実行権のチェックは、OSの機能を利用して行います。
Symfoware/RDBのリカバリコマンドなどを実行するとき、Symfoware/RDBはデータベースのアクセス権の検査を行いません。Windows(R)のエクスプローラの[プロパティ]でRDBコマンドの実行権を設定し、データベースの機密を保護してください。[プロパティ]の詳細は、Windows(R) 2000の場合は“ヘルプ”を、Windows Server(R) 2003、Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2の場合は“ヘルプとサポート”を参照してください。
RDBディクショナリ創成直後は、システム表をアクセスするすべての人に対してSELECT権(付与権なし)を設定します。RDBディクショナリの定義者には、付与権付きでSELECT権を設定します。
RDBディクショナリの定義者は、GRANT文およびREVOKE文を用いて、利用者に対してアクセス権限の付与および剥奪を行うことができます。