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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.2 運用手引書テープバックアップ連携編

6.2.2 バックアップ対象の決定

バックアップ対象とするSymfowareのデータベーススペースが割り当てられたスライスを決定します。

AdvancedCopy Managerでは、バックアップ対象となるSymfowareのデータベーススペースが割り当てられたスライスのことを「業務ボリューム」と呼びます。

注意

  • 業務ボリュームは以下のようにスライスの割当てを行う必要があります。

    • VTOCを含まないようにスライスを作成してください。

    • 同一ディスク内には、重複しないようにスライスを作成してください。

  • ロググループ単位でバックアップする場合、ロググループに含まれるすべてのデータベーススペースが配置されているスライスを、それぞれ業務ボリュームとして登録しておく必要があります。ひとつでも登録から漏れると、AdvancedCopy Managerテープバックアップは登録から漏れたデータベーススペースをバックアップすることができず、データベースのリカバリ時に表間のリレーションの整合性が保てなくなります。

  • システムが格納されているスライスや、AdvancedCopy Managerテープバックアップがインストールされているスライスは、バックアップ対象としないでください。

  • ボリューム全体を定義したスライスは、業務ボリュームとして登録しないでください。