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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.2 運用手引書テープバックアップ連携編

5.4.2 テープのみへのバックアップ

テープのみへのバックアップは、以下の手順にて行います。

  1. 一般ファイルシステムをバックアップする場合は、業務を停止させます。

  2. バックアップは、14.2.2.1 acmbackup(バックアップ実行コマンド)を実行します。

    • テープのみにバックアップをする指定方法
      -mオプションにTAPEを指定します。

    • その他テープに関する指定
      -bオプションで、世代管理か日数管理かの指定をします。
      以下は、テープにのみバックアップする場合のコマンド実行例です。

      [Solarisの場合]

      # /opt/FJSVswstc/bin/acmbackup -m TAPE /dev/dsk/c1t1d0s6
      /dev/dsk/c1t1d0s6 acmbackup completed
      #
  3. これでバックアップは完了です。引き続き、業務を再開してください。

  4. 手順1で業務を停止させた場合は、業務を再開します。

注意

テープのみへのバックアップは、アドバンスト・コピー機能を使用せずに、業務ボリュームから直接テープへバックアップを行います。このため、業務の停止時間は、長くなります。