インストール先のシステム環境が以下のいずれかであることを確認します。以下のシステム以外ではAdvancedCopy Managerのマネージャーのインストールができませんので、注意してください。
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition SP1,SP2
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition SP1,SP2
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition SP2
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition SP2
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86,x64) (注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard SP2 (x86,x64) (注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (x86,x64) (注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise SP2 (x86,x64) (注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter (x86,x64) (注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter SP2 (x86,x64) (注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter
注意
Windows Server 2008のHyper-V(TM)機能には、対応していません。
Windows Server 2003の場合は、OSに起因するセキュリティリスクが生じる可能性があります。詳細は、以下を参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/whdc/system/vista/services.mspx
以下のソフトウェアと共存できません。
SystemWalker/StorageMGR-M
SystemWalker/StorageMGR-A
Softek AdvancedCopy Manager-M
Softek AdvancedCopy Manager-A
Interstage Business Application Server Standard Edition(注)
Interstage CollaborationRing File Transfer Integrator(注)
Interstage CollaborationRing EDI Server(注)
Interstage CollaborationRing Process Manager(注)
Interstage CollaborationRing Flow Controller(注)
Interstage CollaborationRing Business Connector(注)
Interstage List Manager Enterprise Edition/Standard Edition(注)
ETERNUS SF Quick Starter
(注)導入するOSがWindows Server 2008の場合
上記ソフトウェアがインストールされている場合は、対象ソフトウェアのマニュアルを参照してアンインストールを行ってください。
AdvancedCopy Managerのマネージャーは内部的にSymfowareのコンポーネントを同梱しています。
インストール先システムにSymfowareを導入していない場合は問題ありません。
Windows Server 2003の場合
Symfowareを導入している場合は、導入済みのSymfowareの状態を確認する必要があります。導入済みのSymfoware Serverのバージョンレベルが以下であることを確認してください。
Symfoware Server Enterprise Edition V5.0 ~ V9.x
上記バージョンレベル以外のSymfoware Serverを導入している場合は、Symfoware Serverをアンインストールし、上記条件を満たすバージョンレベルのSymfoware Serverをインストールしてください。
Windows Server 2008またはWindows Server 2008 R2の場合
AdvancedCopy Managerのマネージャーでは、Symfoware ServerとSymfoware Clientを使用します。導入済みのSymfowareの構成を確認し、必要な作業を実施してください。
Symfoware ServerとSymfoware Clientの両方がインストールされている場合
問題ありません。そのまま利用できます。
Symfoware Serverだけがインストールされている場合
導入済みのSymfoware Serverのバージョンレベルを確認してください。
Symfoware Server Enterprise Edition V9.1.1
AdvancedCopy Managerのマネージャーをインストールする際、Symfoware Clientもインストールされます。
上記より前のバージョンレベルのSymfoware Serverを導入している場合
以下のいずれかの作業を実施してください。
導入済みのSysmfoware Serverを使用するとき
導入済みのSysmfoware Serverと同じレベルのSymfoware Clientをインストールしてください。
AdvancedCopy ManagerにバンドルされているSymfoware Serverを使用するとき
必要なデータを退避し、導入済みのSymfoware Serverをアンインストールします。
退避したデータは、AdvancedCopy Managerのマネージャーをインストールしてから復元してください。
Symfoware Clientだけがインストールされている場合
導入済みのSymfoware Clientをアンインストールしてください。
AdvancedCopy Managerのマネージャーを運用するためには、データベース領域が必要となります。
リポジトリには、以下のデータベース領域が必要となります。本データベースはNTFSでフォーマットされたドライブ上に作成する必要があります。
RDBディクショナリ
RDBログファイル
リポジトリ用データベース
各データベースで必要となる容量を表2.2 必要となるデータベース領域の容量に示します。必要容量が確保できることを確認してください。(この指定は「3.1.2 Storage管理サーバのカスタマイズ作業詳細」で入力します。)
種類 | 容量 |
---|---|
RDBディクショナリ | 55MB |
RDBログファイル | 100MB |
リポジトリ用データベース | 以下の見積り式を参照(最低65MB) |
容量(MB)={[(サーバ数×6+デバイス総数×11)/40]×17+512}/1024 |
サーバ数:Storage管理サーバと、管理するStorageサーバの総数です。
デバイス総数:AdvancedCopy Managerで管理対象とするデバイス(*1)数の総数です。各Storageサーバに接続されている全デバイス数ではありませんので、注意してください。
(*1)管理対象のStorageサーバの種類により、“デバイス”は以下の意味となります。
StorageサーバのOS種別 | “デバイス”の意味 |
---|---|
Windows | パーティション |
Solaris | スライス |
HP-UX | LUN |
Linux | パーティション |
AIX | LUN |
なお、管理対象となるStorageサーバがSafeDISKまたはPRIMECLUSTER Global Disk Servicesによるミラーリングを行っている場合には、デバイス数はミラースライスの総数となります。
ミラースライスの総数は、デバイス数にミラーグループを構成するディスクの数をかけたものになります。
注意
見積りの因子は、Storageサーバが複数ある場合にはすべてのStorageサーバでの数の総和とし、クラスタ運用を行う場合は、論理的なサーバだけでなく、物理的なサーバの数も考慮してください。
[ ]内、計算結果の小数点以下は切り上げてください。
算出した容量が65MBに満たない場合は、65MBを容量として採用してください。
ポイント
将来的にサーバ数やパーティション数が増える可能性がある場合には、算出した容量よりも大きな容量をあらかじめ指定してください。
SafeDISKまたはPRIMECLUSTER Global Disk Servicesを利用している場合で、将来的にミラー数や、デバイス数が増える可能性がある場合も、算出した容量よりも大きい容量をあらかじめ指定してください。