12.1.1 Pull通信定義を削除します。
dcmの停止および、thttpdサービスを使用している場合は停止します。
参照
dcmおよびthttpdの停止方法については、「第5章 常駐プロセス、起動と停止」の「5.2 Agent」を参照してください。
定義ファイルを変更します。
定義ファイルの格納場所は以下のとおりです。
【Windows版】
<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\DSAconfiguration.txt |
【Solaris版】【Linux版】
/etc/opt/FJSVssqc/DSAconfiguration.txt |
変更方法を説明します。
以下のセクションを追加します。
[DsaForwarder] execute_style=on path=dsa_forwarder.exe input=SQC3PDBDSREG input=SQC3PDBCONSOL input=SQC3PDBRYG input=SQC3PDBXML server=★ここにManagerのアドレスを設定します★ port=2344 input_expire=0 connect_timeout=30 send_timeout=30 retry_count=30 retry_sleep=30 retry_no_sleep=30 [DsaForwarder_sum] execute_style=on path=dsa_forwarder.exe input=SQC3PDBDSREG input=SQC3PDBSUMMARY input_expire=1 server=★ここにManagerのアドレスを設定します★ port=2344 connect_timeout=30 send_timeout=30 retry_count=30 retry_sleep=30 retry_no_sleep=30 |
以下のセクションを削除します。
[DelayXfer] execute_style=on path=dsa_file.exe input=SQC3PDBDSREG input=SQC3PDBESREG input=SQC3PDBCONSOL input=SQC3PDBSUMMARY input=SQC3PDBRYG input=SQC3PDBXML input=SQC3PDBMANAGE input=SQC3PDBEVENT out_dir=%WORKING_DIRECTORY\DelayXfer out_file=%c_delayxfer.txt check_interval=3 operation=SWAP |
注意
上記はWindows版の定義例です。Solaris版/Linux版の場合は、pathに「/opt/FJSVssqc/bin/dsa_forwarder」を指定してください。
コマンドを実行します。
【Windows版】
Administrator権限でシステムにログインし、以下の方法でPull通信環境からPush通信環境に切り替えます。
以下の二つのコマンドを実行します。
C:\> <インストールディレクトリ>\bin\sqcSetFileSec.exe <可変ファイル格納ディレクトリ>\temp |
C:\> <インストールディレクトリ>\bin\sqcSetFileSec.exe <可変ファイル格納ディレクトリ> \spool\Delayxfer |
【Solaris版】【Linux版】
スーパ・ユーザ権限でシステムにログインし、以下の方法でPull通信環境からPush通信環境に切り替えます。
以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVssqc/bin/pullsetup.sh -u |
dcmを再起動します。
参照
dcmの起動方法については、「第5章 常駐プロセス、起動と停止」の「5.2 Agent」を参照してください。
注意
二重化運用を行っている場合は、いったん二重化運用の解除を行ってからPull/Pushの切り替えを実施して、再度二重化の設定を行ってください。