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ETERNUS SF Disk Space Monitor ユーザーズガイド

第12章 Pull型通信で構成する

本製品の通信形態は、通常は、AgentからManagerに対してPushする形の通信です。ただし、インターネット環境で、DMZ内のサーバを管理対象にしたいなど、通信方法が制限される場合には、Push型の通信では都合が悪い場合があります。そのような場合に、Pull型の通信形態で構成します。

ポイント

Pull型の通信では、ManagerがAgentに対して問い合わせを行い、その結果を引っ張りあげる形になります。この時、通信プロトコルには、HTTPが用いられます。したがって、この場合、AgentにはHTTP通信環境が必要になります。

通信方法は、インストール時の問い合わせ結果に応じて、設定されています。Push型通信の場合、特に定義は必要ありませんが、Pull型を選択した場合、本章で説明するセットアップが必要です。

ポイント

  • Push通信かPull通信の選択は、インストール時に選択されています。

  • Push通信の場合は、Agent側が自律的にデータを送信しますので、特に定義作業は不要です。Pull通信の場合は、Manager上で、Pull通信の対象となる、Agentを定義する必要があります。

  • なお、同一のAgentにおいて、通常のPush通信と、本章で説明するPull通信の併用はできません。

  • Push/Pullを切り替える場合の方法についても、本章で説明します。