名前
addvdcapacity － 仮想ディスクの容量追加
形式
[Solaris OS版/Linux OS版]
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd addvdcapacity -v virtual-disk-name -z size{M|G|T} /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd addvdcapacity -v virtual-disk-name -e physical-disk-name1[,physical-disk-name2[,...]] [-z size1{M|G|T}[,size2{M|G|T}[,...]]]
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd addvdcapacity -h
[Windows OS版]
$INS_DIR\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\vscmcmd.exe addvdcapacity -v virtual-disk-name -z size{M|G|T} $INS_DIR\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\vscmcmd.exe addvdcapacity -v virtual-disk-name -e physical-disk-name1[,physical-disk-name2[,...]] [-z size1{M|G|T},[size2{M|G|T}[,...]]]
$INS_DIR\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\vscmcmd.exe addvdcapacity -h
($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
仮想ディスクの容量を追加します。
仮想ディスクの容量を追加は、以下の3つの方法があります。
追加する容量を指定する。
追加する実ディスクと実ディスクの容量を指定する。
追加する実ディスクと実ディスクの空き容量の全てを指定する。
本コマンドは、OSの管理者(administrator 権限、root権限)で実行します。
オプション
容量を追加する仮想ディスクの名前を指定します。
追加する実ディスクの名前を指定します。
追加する容量のサイズを10進数で指定し、サイズの単位（M:メガバイト、G:ギガバイト、T:テラバイト）を付加します。
コマンドの使用方法を表示します。
使用例
仮想ディスク(VDISK)に1024MBの容量を追加します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd addvdcapacity -v VDISK -z 1024M Command terminated normally.
仮想ディスク(VDISK)に実ディスク(RDISK)の512MBの容量を追加します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd addvdcapacity -v VDISK -e RDISK -z 512M Command terminated normally.
仮想ディスク(VDISK)に実ディスク(RDISK001)の256MB、実ディスク(RDISK002)の512MBの容量を追加します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd addvdcapacity -v VDISK -e RDISK001,RDISK002 -z 256M,512MB Command terminated normally.
仮想ディスク(VDISK)に実ディスク(RDISK001)の空き容量全て、実ディスク(RDISK002)の空き容量全てを追加します。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd addvdcapacity -v VDISK -e RDISK001,RDISK002 Command terminated normally.
終了ステータス
0: 仮想ディスクの容量追加が正常終了しました。
1：仮想ディスクの容量追加が異常終了しました。
関連項目
