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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

12.2 swncusesmee 証明書管理情報設定コマンド

記述形式

swncusesmee -s "スロット情報ディレクトリ" -t "トークンラベル" -u "ユーザPIN管理ファイル" -e "運用管理ディレクトリ" -n "サイト証明書のニックネーム"

機能説明

本コマンドは、暗号化通信を行う際の管理情報の設定を行います。“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”の“Webコンソールの暗号化通信(HTTPS通信)の定義”の手順に従って実行してください。

オプション

-s

makeslotコマンドでスロットを作成する際に指定した、スロット情報ディレクトリを指定します。パスは、フルパスで指定し、「"」で囲んでください。

-t

maketokenコマンドでトークンを作成する際に指定した、トークンラベルを指定します。ラベルは「"」で囲んでください。

-u

ihsregistupinコマンドでユーザPINを登録する際に指定した、ユーザPIN管理ファイルを指定します。パスは、フルパスで指定し、「"」で囲んでください。

-e

cmmkenvコマンドで管理ディレクトリとして指定した、運用管理ディレクトリを指定します。パスは、フルパスで指定し、「"」で囲んでください。

-n

cmentcertコマンドでサイト証明書を登録する際に指定した、サイト証明書のニックネームを指定します。ニックネームは、「"」で囲んでください。

復帰値

復帰値

意味

0x00

正常終了です。

0x80

指定されたパラメタが無効です。パラメタを確認して再実行してください。

0x82

実行権のないユーザで実行されました。実行権限を確認して再実行してください。

0x83

通信基盤の動作中に実行されました。通信基盤を停止して再実行してください。

0xFF

内部の異常です。

コマンド格納場所

Windows

%F4AN_INSTALL_PATH%\F4ANswnc\bin

Solaris

/opt/FJSVswnc/bin

Linux

/opt/FJSVswnc/bin

HP-UX

/opt/FJSVswnc/bin

AIX

/opt/FJSVswnc/bin

実行に必要な権限

システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)権限が必要です。

注意事項

本コマンドを実行する際は、下記の製品はすべて停止してください。

また、通信基盤制御コマンドを利用し通信基盤を停止してください。

使用例

証明書を格納します。

swncusesmee -s "d:\sslenv\slot" -t Token01 -u "d:\ssl\upinfile" -e "d:\sslenv" -n "server_cert"

実行結果/出力形式

証明書の格納に成功した場合。

> swncusesmee -s "d:\sslenv\slot" -t Token01 -u "d:\ssl\upinfile" -e "d:\sslenv" -n "server_cert"

swncusesmee : SUCCESS

証明書の格納に失敗した場合

> swncusesmee -s "d:\sslenv\slot" -t Token01 -u "d:\ssl\upinfile" -e "d:\sslenv" -n "server_cert"

swncusesmee : FAILURE [%1]

%1 : 復帰コード

一般ユーザで実行した場合

> swncusesmee -s "d:\sslenv\slot" -t Token01 -u "d:\ssl\upinfile" -e "d:\sslenv" -n "server_cert"

swncusesmee : FAILURE [0x82] : Check the execution privileges.

通信基盤が動作中に実行した場合

> swncusesmee -s "d:\sslenv\slot" -t Token01 -u "d:\ssl\upinfile" -e "d:\sslenv" -n "server_cert"

swncusesmee : FAILURE [0x83] : Systemwalker is running.

オプション指定を間違えた場合

>swncusesmee

Usage : swncusesmee -s "SlotDirectory" -t "TokenLavel"

-u "UserPINdirectory" -e "EnvironmentDirectory"

-n "SiteCertificateNickname"