記述形式
【Windows版】
stemSetPrjMaster.exe {set | del} -p プロジェクト名 [-sys サブシステム番号] |
【UNIX版】
stemSetPrjMaster.sh {set | del} -p プロジェクト名 [-sys サブシステム番号] |
機能説明
Systemwalker Operation Managerに登録したプロジェクトを日ごとスケジュール管理のマスタ情報として扱うように設定します。本コマンドで指定されたプロジェクトは、マスタ定義として、日ごとスケジュール管理の抽出・適用の対象となります。
本コマンドで指定されたプロジェクトは、マスタ定義として扱われるため、マスタDB上でのスケジュールはされません。
オプション
set
指定したプロジェクトに対し、マスタ設定します。マスタ設定されたプロジェクトのスケジュールは抑止されます。
del
指定したプロジェクトに対し、マスタ設定を解除します。
-p プロジェクト名
マスタ設定するプロジェクト、またはマスタ設定を解除するプロジェクトを指定します。プロジェクト名は45バイト以内で指定します。
-sys サブシステム番号
サブシステム番号を0から9の範囲で指定します。
指定したサブシステム内のプロジェクトのみがマスタ設定の対象になります。このオプションを省略した場合は、サブシステム0が対象となります。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\bin |
Solaris | /opt/FJSVstem/bin |
実行に必要な権限
システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)の権限が必要です。
注意事項
プロジェクト名の最後5バイトに“+”、“=”と4桁の数字がついている場合、マスタ設定はできません。
すでにジョブネットが登録されているプロジェクトをマスタ設定した場合、そのジョブネットのスケジュール抑止は日変わり時刻を迎えるか、デーモンの再起動時から有効となります。
マスタ設定解除によりスケジュールが有効となるのは日変わり時刻を迎えるか、デーモンの再起動時からです。
実行結果/出力形式
正常終了 : なし
異常終了 : エラー内容は標準出力に出力されます。
使用例
【UNIX版】
“営業PRJ”をマスタ設定する例
# stemSetPrjMaster.sh set -p 営業PRJ |